ここ最近「県庁所在地クラスの地方都市」が全部没落し始めてる謎現象の原因教えてやるわwwwwwwwwwwwwww
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ヽ ,イ ヽ :イ 第一の要因は世代問題だ
これまで「田舎の高齢化」と言えば、
大正時代に生まれたような長老世代が、日本昔話の風景みたいな農村地帯で細々と住んでいて老衰していく、
田舎の村の集落が限界集落になるという流れだった
しかし2023年現在、その世代はとっくにみんな死に尽くしている
人口が圧倒的に多いのは戦前世代の子世代、団塊世代と呼ばれる人たちだ
戦後生まれでトップバッターの世代であるが、ベビーブームで人口がやたら大きく、青年期~壮年期が高度成長期やバブル期にさしかかる世代にあたる
じつは田舎県では、県内過疎地にふるさとをもちながら、自身は県庁所在地クラスの地方都市に就職で引っ越し、そのままそこにマイホームを持って今も済み続ける人たちがものすごく多い
この世代が高齢化していて、団塊ピークは70代半ば(芸人でいうタモリや高田純次・ビートたけしの世代)を越えている
それにより人口減少がじわじわ始まっているのである たとえばこれは新潟県長岡市の20年前の人口ピラミッドだ
https://jp.gdfreak.com/chartimage/jp0100500000010/jp010050000001015202_3.png
圧倒的に多いのは、当時の50代前半である。団塊世代がこれだ
一方で、その子世代の20代前半団塊ジュニアは、第二次ベビーブームにもかかわらずさほど多くはない(前後の世代よりは多いものの、団塊ほどではない)
これが何を意味するかというと、21世紀に入り、地方では主要都市レベルでも雇用機会がなく若者がより都会へ流出しているということだ
そして肝心の団塊世代はそのまま老いていく、女性に比べ男性ほど短命なので、すでに死ぬ団塊世代も出てきていて、
それが結果的に県庁所在地クラスの地方都市の人口減少につながっているのである。つまり若者の流出と、高齢化した団塊の他界のはじまりなのである 団塊世代が県庁所在地や県庁所在地クラスの地方都市に引っ越したのは高度成長期である
当時日本は第二次産業全盛期である。自動車や家電などの工業製品をバンバン作って世界に売っていた。今の中国のように
県庁所在地クラスの地方都市はその時代に成り上がった都市が多い
静岡県浜松市ならスズキやヤマハの企業城下町で工業都市である。福島県郡山市も工業都市だ
あるいはどんな田舎県でも「県庁所在地くらいは工業化させよう」という田中角栄の日本列島改造論的発想のもとで
工業地帯が県都に形成され、そこで急に人口が増えたパターンが多い だがバブル期までに工業はオワコンになり、平成以降の日本は第三次産業、サービス業が主流の国になっている
そういう雇用機会は、より大都市に行くしかない
するとどういうことが起きるかというと、大都市一極化である 戦後高度成長期の東北地方では、まず県庁所在地クラスの地方都市への集中が起きた
青森県なら青森市か八戸市、福島県なら福島市、いわき市、郡山市という風に
もちろん秋田県は秋田市、山形県は山形市である
そしてその地方都市で生まれた若い世代はというと、県内に大都市がないので外に出るしかない
つまりは東北地方における最大都市は仙台だ
そういう論理により、仙台はバブル期以降右肩上がりで急成長してしまった
1985年に70万人だった仙台市の人口は、10年後の95年には97万人、いまではなんと110万人に伸びている
地下鉄が整備され、東京と同じものは(少なくとも東北のほかの県には一切ないような店や娯楽は)だいたい揃うようになっているということだ 仙台だけではない
北海道では札幌市が、1970年代に100万だった人口がいまは200万に急成長している
中部地方はもちろん名古屋、九州なら福岡市がハブ機能を有するようになった
名古屋では「名駅一極集中」が起き、福岡市では「博多駅バブル」が起き、再開発ラッシュになっていて、歩くと若者をやたら見るようになっている。東京以上に若者比率が高くも感じる
理由は名古屋駅、博多駅が、新幹線も乗り入れいてその地方内全体から人を集める拠点になっているから 人口が減ってるのもあるけど、自分で事業起こさないから衰退してるのもありそう
ジジババの世代は農業でも漁業でも建設や土木作業でも自力で商売おこしてやってた
今の地方都市は都会の企業の支店や下請けの仕事ばかりだから、それなら若者は最初から都会に出たほうがいいとなる >>10
当てはまらない
たとえば韓国の場合ソウル一極集中はあるが、
大邱、大田、釜山といった100万都市(仙台や札幌、名古屋、福岡級)はそれほど伸びていない
第二都市の釜山でさえ人口の割にはスカスカで、この10年そこらでようやく土建屋利権でインフラ整備をしまくってる段階である >>13
この「ジジババの世代」が田中角栄に象徴される戦前世代から戦後第一世代の70代の団塊世代まで
田舎は60代ですらダメ人間が多い。知床遊覧船事故の社長みればわかるだろ 人間がより都会を求めるという連鎖はもちろんあるにはある
極端な話、明治時代から「農村の衰退問題」はある
江戸の移動の自由のない時代に先祖代々どこかの村の山奥の集落に居た人が、便利な村の中心に降りてきて
その子世代が村から郡内の主要自治体に引っ越し、さらには県内○○地方の中心都市(人口数万レベル)の炭鉱で働いたりして、
そういう連鎖のうちに、たまたま戦後昭和は「県庁所在地クラスの地方都市」が安牌で、平成令和の現代は「仙台札幌名古屋大阪福岡クラスの地方内の大都市」ありきになっているということだ
しかし理由はそれだけではない 団塊が良くも悪くも有能だったのってなんでだったんだろう 安価で仕事請け負うようになってから産業が廃り
連鎖的に全ての業種が落ち込み
元請けだけが儲ける図式にはなったよね 特色の無い小売業が、ネット通販の登場で淘汰されてるというのが、主たる要素では?
体験型の付加価値がある店を増やす事でテコ入れを目指すのが定石だと思う。 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e1/Saga_line_shinobi_bridge.JPG
県庁所在地クラスの地方都市が実家の人は「先祖代々のふるさと」ではない
それまでの田舎の場合、不便だろうが、村社会のしがらみがあろうが、建物が古かろうが
何十年何百年と代々守ってきた家があって、親戚が近所にいて、家の裏の山には先祖が祀られてる神社があったりして、そこには特別な精神的本籍地のよりどころ意識が芽生え
「先祖代々の連鎖がいて自分がいる」というアイデンティティになっていた
田舎の家の長男が、若い頃突っ張ったりしてもなんだかんだで家業を継いで健気に働く理由はそれでもある
だが田舎の県庁所在地出身の若者は、すでにふるさとはない
つまり野原しんのすけのような首都圏郊外ベッドタウン出身と同様に、地縁・血縁がその土地にはない
家のつくりもハウスメーカーが建てた分譲住宅でしかない
東京郊外暮らしの劣化コピーでしかないのである
そこで生まれた若者には「古里意識」など存在しないのである
東京郊外の劣化コピーのようなペラペラのウサギ小屋の家に住み、店に行くときはロードサイドチェーン店漬けで、部屋で東京のテレビ番組を見るか、東京で作った雑誌を読むしかしてすごさなければ
コピーではない「原本」の東京に行きたくなるのは仕方ないことである
古里意識もないので、彼らは一度出れば二度と戻ることはないのだ >>10
中国がもっと大規模にゴーストタウン化始まってる
貧富の差が広がると子供作らなくなるからな
都市に人口集中して全体は減少傾向にあるよ 全国チェーンだらけで、戦後に田んぼを潰して山を切り開いて造成した宅地分譲のハウスメーカー設計のコピペみたいな家で育った若者は悲惨だ
東京郊外と同じようだが、東京郊外と比べると、結局は地方都市なので、安っぽいし、不便だし、いろんな意味で質は低い
しかし「同じレベルの地方都市であれば横並び一律で同じで」ドッペルゲンガーのような街並みが北は旭川から南は鹿児島まで広がってるんだよ
そんなの不気味だと思うだろ?
ただ不便なだけではなく、地元に軽蔑意識が芽生えるのは当然なんだと思う
それが山内マリコさんの小説「ここは退屈迎えに来て」の表題にもよく表れている 結局、経済では人口メリットが大きいから、都市が衰退し始めると余計に求心力を失うから「早めのテコ入れ」が大切だよね。 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/58/%E9%83%A1%E5%B1%B1%E5%B8%82%E8%A1%97%E5%9C%B0%E9%81%A0%E6%99%AF.jpg?uselang=ja
さっき郡山市を例に挙げたが
郡山市は福島県のど真ん中にあり、交通の要衝で南北には中央と仙台の2大都市をむすぶ東北新幹線・東北道が貫通し、横軸には会津地方や浜通りを結ぶ磐越が通る
つまりその郡山市に福島のさらに田舎に古里がある人が一気に集まった結果、今の賑わいがあるということである
今でこそ県内主要都市だが、歴史的には「郡山藩」というものはなかった
城下町でもなければ岩代国のきわの辺境地というむしろ「僻地」であったくらいだ
それゆえに先祖代々郡山人という人はいないし、郷土のアイコンになりうるものはない
一方で、交通の便がよく阿武隈川の豊富な水資源があるなど産業化に最適な地の利があったので
工業都市として特に戦後に一気に伸びていったが、その工業都市という概念自体が1世代限り(団塊世代)で終わってしまい
「次の産業」を模索できずにいて、一気に衰退がはじまっているということである >>31
逆に、全国に「東京郊外の劣化コピー都市」という雛型が散在してるなら、「テコ入れ策のモデル」も
共通性のある部分に関しては協業的に能率的に取り組める期待が持てるかもね。 県庁所在地は銀行やメーカーの支店の統廃合でスカスカになってる
更なるド田舎は近年の円安のおかげで工場が栄えてる >>32
そうなんだよ
鉱山都市が典型例だ
昔を振り返れば国全体では戦後高度成長期は「右肩上がりの時代」だった
しかし炭鉱業は当時からオワコンになっていて1960年代頃には終わりの始まりが起き、バブルで日本中が大儲けしてた80年代後半までにはほとんどの日本の鉱山が閉山している(今でも皆無ではないが1つ2つしかないと思う)
財政破綻した夕張市もその1つで
人口のピークは1961年の12万人だ。つまり日本の成長の象徴の東京五輪が始まる前には街の人口減少が起きていて
そのまま全部の鉱山が閉まった結果街が死んだということだ
そして鉱山労働者は先祖代々の市民ではない。それこそ全国の人材の寄せ集めであるから
閉山すれば配置換えで別の土地に転勤して終わり
親が北海道の炭鉱出身何でそのへんは詳しい。そして生粋の道産子ではなく祖父母の先祖のふるさとは岩手だ
人口数万レベルの都市が死にかけているのは、その多くは鉱山があった時がピークだったからで
「閉山以降の世代」の人材が集まったのが県庁所在地クラスの地方都市である
県庁所在地クラスの地方都市の産業が終われば、下の世代はもっと都会を目指すのは当然なのだ >>36
そんなわけで太郎くんは大学を誘致しました
18〜22歳の人口だけが増えました >>35
いま地方都市で起きていることは「拠点の統合」である
さっき郡山市を例に挙げたが、昔は企業の地方支店といえば、福島県なら福島支店、郡山支店、いわき支店みたいな感じに3つあればよいという感じだった。そこが拠点だからだ
しかし平成で磐越自動車道が開通した結果、郡山〜いわきは日帰り圏であるから、いわき支店は閉鎖(郡山支店からの出張で十分)となる
その次は福島支店が郡山と仙台に半端に近いので閉鎖。最後に残った郡山支店だって、新幹線使えば東京からも仙台からも日帰り出張できるよねで閉鎖
こういう流れが東北地方全体で起きている。同様に青森なら、青森支店・八戸支店の2つあったものが、東北新幹線の延伸などもあって盛岡支店へ秋田県もふくめた北東北支店機能はぜんぶ統合、あげくに仙台に一本化ということになる
すると「昔なら郡山、福島、いわき、八戸、青森で働いた人材」が仙台に就職するのは当然だろう むしろ「東京の劣化コピー」を開き直って、最低限の全年齢層に対応したライフサイクルを満たす社会インフラの整備
をパッケージ的に導入すると良いかもね。
新生児から末期の老人まで、病院、学校、産業、公園、住宅、交通網など都市中心部に高度集積して、
エコロジーでエコノミーな生活空間が用意されれば、都市としての寿命が延ばせそう。 言ってることはだいたい合ってると思うけど
写真のチョイスがなぞだわ >>38
企業によっては郡山支店の前に会津若松支店や白河支店があったかもしれないし、
青森支店の前に弘前支店、さらには黒石や五所川原支店があったかもしれない ここまでは月並みの論評だしなんとなく想像つく人がいると思うが
俺は「東京の劣化コピー」に求められる水準が仙台札幌福岡レベルに上がったのと同時に
「量産系地方都市並みの水準」が、搾取される側の小都市・郡部でも達成できるようになったのも要因として大きいと考える
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/06/Aeon_Yonezawa.JPG?uselang=ja
たとえば山形市には田舎のオアシスのイオンモールがあるが
いまどきイオンなら山形県内の自治体なら基本どこにだってある
昔みたいに県内にマクドナルドすらなく(モスクワより進出が遅かった)ヤマザワしか買い物する場所がない時代と違い
かつて「山形市だけにあったような全国チェーン」は県内のどこにでもあるということ
つまり仙台や東京レベルの高次元の文化的程度を求めない人がいたとしても
山形市に出るまでもなく、生まれ育った古里の、米沢なら米沢、天童なら天童、庄内なら酒田でも鶴岡でも住み続ければそれでよくなってしまったのだ いや…自民と役人のせいで日本全体が衰退してんだからそれ以外ねえだろ
何をいまさら >>45
ものごとを単純化して思考放棄するのはやめろ >>37
18〜22歳の人口が増えたなら可能性がある方だろ。より大都市での就活に失敗した学生が「仕方ないからここでいいか」
と思うような就労先さえ用意できれば、一定程度の地域定住者が確保できそうな材料。
子供が生まれれば人口も自然増する。 田舎県における県庁所在地や「県庁所在地クラスの地方都市」は、
県内でもそこにしかない文化資本というものがかつてはハッキリあったのだ
しかし全国チェーンが広まりすぎた結果、
県庁所在地に初出店し、次は県内第二都市・・・とやってるうちに
農村・漁村・離島レベルでもなければ、郡部であってもマクドナルドもイオンもあってそこそこ文明人の暮らしができる風になった
なおかつそこは先祖代々のふるさとであり、宗教の刷り込みみたいな感覚のアイデンティティの置き場があって、それが郷土愛意識にもなっている
俺が見る限り、人口数万レベルの田舎の弱小都市は
昭和後半の炭鉱閉山〜平成のバブル崩壊ではほとんど「死の街」だったが
全盛期の戦前世代がみんな死んだ結果、むしろ残された世代は開き直ったように郷土おこしの取り組みを熱心にやってるように見える
シャッター街の片隅に尖ったオシャレなカフェができたり、潰れた映画館の廃墟に人が移住して東京にしかなかったようなミニシアターとして蘇生させたり、無機質でスカスカなだけの県都より楽しいのよ それからインターネットの普及が大きい
極端な話、家の近所にTSUTAYAがなくても、サブスク環境さえあれば全世界のコンテンツ入手し放題だ
それまでは東京の八重洲ブックセンターや新宿紀伊国屋に行かなければ見つからなかった本が、いま、Amazonさえ届けば山奥や離島ですら入手可能になっている
ECを使えば、ガソリン代もかからないし重いものを運ぶ必要もない
このインターネットの普及は、過疎地の情報格差や物質格差を飛躍的に向上させ、
同時に「県内過疎地と比べた県庁所在地クラスの優位性」を無にしてしまったのが大きい
郡山市の市街地から人が消えだしたのは2000年代前半で、その後日増しにデパートが閉店しまくったり、商店街はシャッター街からの風俗街になっていき休日昼間でも歩道はガラガラスカスカで駅に集まる路線バスは空気輸送になった
これ、インターネットの普及時期と一致するんだよね(ちなみに郡山にはいわゆる「イオンモール」はない) >>47
それは加計学園を誘致「したのに」第二の夕張寸前の銚子市の悪口か?
俺は千葉県民で、銚子の加計学園出身の知人いるぞ 弱小都市はもう近くの中核市近郊に集約させろ
雑魚都市のインフラ整備に割くリソースが勿体無い インターネットの普及はほんとにでかいんだよ
昔は県庁所在地の本屋でも若者向けの雑誌が売ってなかったり数日遅れで配達されるのが当たり前だった
田舎に住んだ若者はそれを不便だと思ったし、東京の親戚に送ってもらったり、さっさと東京に出てやると思ったものだった
だがいまではそのような雑誌で得られる情報なら、ネットでタダでリアルタイムで入手し放題だし、自分が発信側にも回れる
まともな本屋自体ない農村に住んでいてもだ >>48
>シャッター街の片隅に尖ったオシャレなカフェができたり、潰れた映画館の廃墟に人が移住して東京にしかなかったようなミニシアターとして蘇生させたり、
要するに、前時代的な量産型消費社会の土俵で勝負すると大手ネット通販に負けるから、
「体験型付加価値」重視に転換する方が生き残りのチャンスがあるという定石。 つまり俺が言いたいのは県庁所在地クラスの機能が「大都市」に集約統合されていった一方で
米沢や酒田や天童や新庄レベルの県内○○地域の主要う都市レベルの人口数万の「弱小都市」、場合によっては郡部にも機能が及びつつあり
どちらから見ても中途半端になっているということだ
山形市と仙台市は隣りあわせだが「仙台にあって山形にはない」ものは数えきれないほどあげられるが逆は何もない
都会人が田舎に期待することといえば自然、人情、郷土文化の存在、古き良き街並みだろうか
だが山形市の市街地や郊外を車で走り回ればわかるが、山形市にはそういう要素が何一つない
地元の郷土文化の象徴といえる花笠まつりでさえ戦後昭和に有力者が勝手に始めたインチキ伝統でしかない >>53
https://images.chinatimes.com/newsphoto/2017-11-22/656/B30A00_P_01_02.jpg
台湾の地方都市・台南で日本統治時代の百貨店を当時の風情で復活させたんだ
ただし売り物は服とかではなく、土産物の特産品だったり地元の若い世代のクリエイティブという「観光物産館」的側面が強い
俺はここを観察して「日本の地方都市蘇生のヒントだな」と思った >>54
>地元の郷土文化の象徴といえる花笠まつりでさえ戦後昭和に有力者が勝手に始めたインチキ伝統でしかない
最初はインチキでも、そろそろ戦後80年に迫る訳であって続けていれば伝統と言っても支障ないだろ。
現に「有効な地域特色」として発揮できる材料になるなら発端は何でもいい。
今からでも知恵を絞ればいい話。 デパートが潰れることを地方都市の都市格失墜だと俺が指摘すると
「もうデパートの時代ではない」という人が多い。それも事実だ
しかしだからと言ってイオンやロードサイド全国チェーンで入手できる品物はネットでも手に入るし
そういう時代も終わってるわけ
そうなると本来デパートにあった郷土のランドマーク機能であり文化発信・交流の役割が再び着目される
さっき言った台南のハヤシ百貨店がそうで、デパートをやるには今の感覚では小さすぎる(戦前の現役当時は台南最大だったが)箱だが
観光拠点としてやるにはぴったりのサイズ感なのよ 主に東北の話か
奈良県だとまだ、奈良市、生駒市、橿原市などへの集中が進んでるフェーズだな >>1
或(ほる)で糞(である)ておる
おるおるるるるるるるるおるおるおるるるるるるるほるほるるるるるるるるるるほるほるほるるるるるる >>59
あー、ハヤシ百貨店って台南にあるのか。
最近、表参道で「ハヤシ百貨店」とプリントされたトートバッグみたいなもの持ってた人を見掛けて
「どこの百貨店だよw」とか思ってたところにタイムリーな話題だ。 日本のロードサイドカルチャーは長岡出身の田中角栄が元凶なんだよ
田中は鉄道会社の経営に失敗し、これからはモータリゼーションだと悟り
アメリカ並みの高速道路やバイパス道路だらけの地方都市に作り替えようとし、今それは現実になっている
イオンがウォルマートに似ていると言われているのもそのためだ。アメリカ流の資本主義をそのまま日本の地方都市に展開したのだから
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/87/R8_Nagaoka.JPG
ではその「母国アメリカ」がいまどうなってるかというと
アメリカでは全米各地でゴーストモールが急増中なんだ。アメリカではとっくの昔にモータリゼーションが起き、商店街が衰退し、モールが栄えた(映画バックトゥザフューチャーのシャッター街とデロリアンが走り回った80年代のモールの対比がまさにそう)
しかしそのモールがオワコンになっていて、ロードサイド全国チェーンが次々経営破綻している
シアーズに始まり、トイザらス、スポーツオーソリティなど。業界代表企業、あるいは競合がほかに居ないような企業でも当たり前に破綻し、全店閉鎖においやられている
「アメリカの後追い」でロードサイド天国になった地方都市は、アメリカの後追いで間違いなく死んでいくことになる >>59
そういう意味では、ランドマークとしての「城跡」を持ってる地域は有利だよな。
そこで城が無かった地域は「現代の城跡」としての「百貨店跡」を大事にすべきという
着眼点はそれなりに説得力がある話だな。 >>60
こないだ滋賀に行ったけど
関西においては「大阪ベッドタウン」になれる場所と「地方都市」として死ぬ場所の二極化が起きている
千葉で言う農村地帯がベッドタウンに成り上がった鎌ヶ谷と、拠点都市だったのにそごう閉店以降一気に滅んで鉄道も廃線になりそうな茂原や木更津都の対比のように >>47
福岡市が人口増えている原因の一つが大学や専門学校が多いってことが挙げられるものな
人口あたりの学生数は京都市に次ぐんだそうで >>66
滋賀県の野洲以西は京都都市圏に含まれていて京都市の人口が減った以上に草津市周辺の人口が増えているんだな >>66
茂原は工業団地として精力的に企業誘致してる印象だったけど、冴えない地域扱いなのか? >>64
で、そのアメリカで今見直されているのが「コンパクトシティ」だ
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f9/Platform_of_Pioneer_Square_North_station_with_MAX_Feb_2022.jpg
アメリカ西海岸オレゴン州ポートランド市は人口60万の「県庁所在地クラス」でありながら、全米で住みたいまちNO1に選ばれて有名で
ロサンゼルスのような主要大都市からの若者の移住が止まらないことで有名だ(ちなみにLAは大都市ながら近年は長期低迷にあり、格下のサンフランシスコと比べても埋没がちで企業の流出などが起きている)
ポートランド市がすごかったのは、1970年代に高速道路の建設計画を白紙撤回し、脱道路化に踏み切ったこと
全米初となる街の中心の高速道路の撤去に踏み切り、かわりに川沿いの親水公園を作り、賑わいをもたらした
道路ではなくライトレールやサイクリングロードを建設し、徒歩や公共交通や自転車といったクルマ以外の移動手段で自宅から市街に出れる仕組みを徹底
巨大都市を作るためのインフラである道路の拡充による車社会化を否定した結果、郊外が無限に広がるスプロール化を抑止し、中心街は空洞化せず逆に賑わいをもたらし
日本の地方都市でもできないはずはないと思うんだよ
現にどこもかしこもアメリカそっくりのダメなクルマ社会になっちゃってるんだから、その処方箋もアメリカに学ぶべきだ >>69
首都圏というとみんな東京のイソギンチャクに見えるけど違う
千葉で都心通勤圏はどんなに広くとらえても市原市か国際空港のある成田市まで
埼玉も同様に川越、大宮、春日部が限界
神奈川なら久里浜、平塚、本厚木まで
東京都内ですら多摩地区でベッドタウンと呼べるのは八王子市までで、その奥は北にも西側にも衰退地方都市が広がっている何なら八王子市自体も半分くらい地方都市のダメパターンが入りつつある >>63
そうそう
そしてハヤシ百貨店はただのノスタルジーではない、ただの道の駅的な観光物産館だけではない
そこには和モダン的なカフェがあり、地元に生まれ育って住んでいる若い世代のクリエイターが作る作品の販売の場にもなっていて
地元の若者がデートや遊び場として集ったり、自身がクリエイターなら自己実現をして「外貨」を稼ぐ場にもなっている
俺はこのハヤシ百貨店で買い物し、カフェで食事し、屋上庭園(神社もある)で日本の地方都市の市街地にもよく似た台南の街のサンセットを見下ろし、
「ああ、ここが足りないのか!!!!!!!」と思ったね
台北に戻る新幹線も日本と同じ700系だし、在来線は東北のJRっぽいし、ほんとに台湾の地方都市は日本の地方都市によく似ている >>70
まあ、アメリカにはアメリカの、日本には日本の、それぞれに社会背景があるから必ずしも「そのまま移植」して
通用するかどうか定かではないけど、一つのケーススタディとして大きなヒントにはなるよね。 >>55
琵琶湖疎水を観光した後、京阪電車に乗って浜大津を降りたら大雨だった
雨宿りがてらお店でお茶しようと思ってとりあえずアスト大津というデパート風の建屋に入ったら「ダメなハコモノ」で
仕方がないので地方都市マイルドヤンキーの聖地「ラウンドワン」のロッテリアでシェーキを飲みながら夕日に沈む琵琶湖を眺めたね >>73
郡山の「あさか野バイパス」をレンタカーで走った俺には、郡山市は「アメリカそのまんま」に見えたな
国道なので無料で走れるし、ランプウェイの設置頻度、それに連なる店舗群のつくりとかインターステートハイウェイにそっくりだし
都市規模感がアメリカの人口同規模の地方都市にそっくり
若者はガラの悪いマイルドヤンキーが多い。GTAの現実版かと思ったねw >>71
だから、茂原は「ベッドタウンにはなれない」けども「工業団地として企業誘致に成功してる」とは言える方なんじゃないかな?
「ダメな例」に分類するのは言い過ぎな気がする。 >>46
そうだよ
地方に利益誘導をしてきたのも自民党だし
「民主党王国」だって地方にしかない。そしてその地方の住民が自民党だろうが民主党だろうが大物議員に期待することは利益誘導に決まってるんだ >>76
そうはいうけど
内房を見れば、かつては千倉まで来ていた特急が2000年には館山止めになり、さらには2015年には君津に短縮され、いまでは木更津止めが基本だ
そういう風にどんどん末端から死んでる流れは、内房外房ともに共通してあるんだよ
まず特急が来なくなる。すると鈍行も東京方面の長編成が来なくなり、数両ローカル電車が1日数本とかになり、最後は線路も消える 台南市の人口だけ見れば日本の政令市並みなんだけど
俺が歩いた限り、台南の中心市街地の密度、建物の水準、人間の多さなんかを見ると
どう考えても郡山、長岡、盛岡レベルが妥当なんだよね >>79
だから台湾の社会構造は日本のそれに当てはめられないし
アメリカだって同じということはもちろん百も承知で >>78
なるほど特急の停車駅から見て都市が壊死しかけてる訳か。
その辺の事情の土地勘は無かった。 >>79
首都「台北」とも対比的なポジションにある「台南」の事例という意味でも、地方都市のテコ入れ策を考える上では
示唆に富んだケーススタディと言えるね。 俺が今後日本の弱小の地方都市で伸びしろを感じる街を言う
丹波篠山市、朝来市、米子市、会津若松市、白河市、陸前高田市、登別市、登米市、鳥羽市、奄美市、宮古島市
言っとき騒がれた「武雄市」はダメ JR九州は地方都市間を結ぶ特急網を維持し続けているのにJR東日本にはその気がない >>83
>言っとき騒がれた「武雄市」はダメ
ダメな理由は? >>82
ちなみに台湾はアジア諸国で唯一「イオンが撤退した国」なんだよね
この辺の掘り下げは誰もやってない。伸びしろのあるアジア、しかも親日国の台湾でだよ
ジャスコ時代から香港進出して中華圏東南アジアにノウハウのあるイオンがなぜ失敗したかということ >>85
「Facebook課」の失敗例を見ればわかる
あれなんてまさに一過性に過ぎないFacebook現象を過信した結果だよ
TSUTAYA図書館だって、全国にあれほど乱立すれば目新しさはなくなってしまう
サブスクの時代でTSUTAYAそのものがオワコンになったし、図書館作った一方で、中にある記念館機能を潰したり、貴重な文化資本の蓄積を失ったという負の面が大きすぎる
このあたり掘り下げると朝3時くらいまでひたすら長文になるのでやめとくけどね >>88
ところが「大和郡山」が郡山と似ているんだよね
あそこもイオンあるし 日本で一番終わってる地方都市は郡山というのが俺の持論だ
アメリカ式のダメな無機質を極めたロードサイド、駅前の再開発ビルや郊外移転した公共機関にみる日本式のダメなハコモノカルチャー
パルコの三浦展がいうファスト風土、博報堂原田がいうマイルドヤンキー、そういうものが一番顕著に表れている
俺の中では日本で一番醜い地方都市といえる >>90
それなら他の「伸びしろ」期待都市も、担当者がポカやったらダメになるのでは?
期待できる都市は一体どの部分が期待できるの? >>83
俺、学生の頃に「武雄はスゴイ!」みたいなオンラインセミナーをユーストリーム(笑)で拝聴してたんだぞ
あの時代にユーストリームだのフェイスブックだのに食いついたやつら、ナンチャラ未来会議とか、
やれコンサル入れて官民共同だ、「賢者」系のワードを好む、地方創生系に群がる界隈そのものだったんだけど
結果はあのざまだ >>95
固有の資源をどう向き合っているか
固有の資源を武器にしないで、外から借りてどうする
FacebookもTSUTAYAも武雄が生んだもんではない。最終利益はアメリカや東京に吸われて終わりなんだ 学生団体ノリによくある「棚田を再生して」思い出作り兼就活のネタ作りみたいな
そういうワカモン、ヨソモン、バカモン系の美談消費して終わるの、やめにしませんかと >>92
>パルコの三浦展がいうファスト風土、博報堂原田がいうマイルドヤンキー、そういうものが一番顕著に表れている
何事も傑出すれば特長に転じ得るから、
「ファスト文化の溢れるマイルドヤンキーの街・郡山!!」
とか言って自虐ネタで売り込めば案外観光資源になるかも。 >>99
ところが当地は「東北のウィーン」を標榜して楽都(がくと)で行こうとしてるんだよ
音楽要素、どこにあるんだと。ちなみに古関裕而の地元は福島市だ 東北のシカゴというのはその通りだと思う
チンピラ風の若者しか見かけない
ヤン車しか走ってない。90年代の池袋のチーマーが令和にもいるみたいな感じ
「イバヤン」(茨城のヤンキー)をもっとヤバくした雰囲気。隣の県だから似て当然か >>101
>「イバヤン」(茨城のヤンキー)をもっとヤバくした雰囲気。隣の県だから似て当然か
wwwww
いや、でも、そういう突出した感じって、上手く逆手に取って活用すれば地域振興のキー要素になったりもするよね? 九州は今まさに脱却中だけどな
出生率の高さと都会に住むデメリットに気づいた30〜40代のUターンが起こってる
仕事があって家庭を持つチャンスがあれば地元でもいいってやつは多いわ >>71
細かな話だけど埼玉で言えば越谷は狙い目だと思う
「イオンレイクタウン」で有名だけどそれは一旦置いといても
「新越谷駅」の東武スカイツリーラインは日比谷線・半蔵門線・田園都市線が
直通だから都内主要都市まで乗換なし、
隣接する「南越谷駅」はJR武蔵野線の停車駅で東京メガループのひとつ
文教大学や隣の草加市には獨協大学、小中学校、医療機関も多く
ファミリー層にも人気でベッドタウンとして人の流れも多く
個人経営の飲食店、雑貨、古書店が増えつつあるので下手な都市よりも活気はあるよ >>104
なんだか市役所の広報担当者が宣伝にやって来たような雰囲気の語りだなw >>103
高千穂のトロッコ列車だっけ、台風で死んだローカル線を「地元民の熱意」で再建し、アジアからの観光客の収益化に成功したりな
(当然それは鉄道マニアの趣味でも、政治家の土建屋利権でもない)
そういう事例が結構多い印象
東に行くほど、北に行くほど「官主導」になり、北海道に上陸すると官すら消極的になる >>105
広島は関東で言う宇都宮、中部地方で言う浜松のポジだからね・・・・
結局あそこは産業都市なんだよ。だから市営地下鉄もできない
(デルタ地帯で土壌ガーと言ってるけど、もっと地盤がユルユルガバガバな東京の下町に東西線が走ってるわけで、結局大都市と言えるレベルに達してないというのが本質) >>105
広島は、全国区的知名度では「原爆」のイメージが強いけど、西日本を代表する大都市の一つで、
旧制官立で東の東京高等師範・文理科大学大学と双璧をなす西の広島高等師範・文理科大学を前身
とする広島大学が所在する他、産業面ではマツダの本拠地があり、旧海軍時代からの軍港も現在も
自衛隊の重要施設であるなど、多分野での拠点的立地となっているから、地方都市としては非常に
恵まれている方では? 西広島なんか失敗地方都市の典型でしょ俺から言わせれば
中心街からの距離感、交通結節機能などを考えると
福岡市でいう千早、仙台市で言う長町レベルになってないとおかしくない場所で
「没落地方都市の場末感」を醸してる時点で、あの街は論外だね >>110
その地方全体からの拠点、東京からの中継地ではないからね
市内に大工場があり、その労働力を確保するために人口を集めるという労働集約型産業に依存し、政令市に「成り上がった」地方都市は軒並みダメ
浜松市、新潟市、100万割れでいま90万も無理になりつつある北九州市なんかがまさにそう
世界的にガソリン車からEVへの流れになっているでしょう
日本企業は例によって乗り遅れていて、旧態依然の安牌のガソリン車中心のビジネスモデルを脱却できていない
ソニーやパナソニックがサムソンみたいにスマホ作れなかったのと同じ流れだな
するとどうなるか
世界市場の家電メーカーが壊滅的になったようにテスラか韓国ヒョンデあたりに「全取り」されていき
日本の自動車メーカーが下から死んでいくことになる。トヨタ・日産・ホンダ御三家辺りはかろうじて会社が残るだろう
けどマツダ依存の広島はダメだろ。それこそかつて我々が駆逐する側だったような「アメ車がオワコンになってからのデトロイト」のような没落をする
国内で言えば高度成長期が終わって八幡製鉄所閉じてから一気に落ちぶれた北九州市がデトロイトにそっくりなんだわ。街中の死んだ空気感が 九州で最初に政令市になったのは福岡市ではなく北九州市だったんだよ
なぜか?当時は工業全盛期だったから。炭鉱都市が夕張みたいな山奥でも市制施行したのと一緒、それの超巨大版が、大工場を中心に形成され、昭和の合併で一気に100万都市になったの
一方平成で急にポジションを台頭させたのは福岡市
なぜか?それまで西日本で東京に肩を並べる都会といえば大阪しかなかったが
地の利を生かした人口や経済の高まりで「東京には満たなくても大阪並みのものはなんでもある街」になったので
それまで大阪に出るか上京してた九州民が福岡にとどまるようになったからだ
(そして「大阪の没落」は西日本全体の中心拠点から、ただの関西地方限定の拠点都市にダウンサイジングしたのが理由。維新かいわいはそれがわかっていねーけどな) 大都会岡山 倉敷都市圏を併呑して中国地方最大の都市圏に >>112
>世界的にガソリン車からEVへの流れになっているでしょう
EVは自動車技術として筋が悪いので「EVシフト」なんかが有望とは思えない。結局バッテリが充電時間でも扱い難いし自重で不利だし高コスト。 余談ではあるが四国新幹線は作るべきではない
税金の無駄遣いでしかない。納税者(とくに最も負担していて受益がなさそうな東京人)にとっては他人にゴミを無理やり買わされるくらいの迷惑千万でしかないだろう
新幹線というのは国土軸のもと、主要大都市間を結ぶことに力点があり(例東海道新幹線のぞみ、東北はやぶさの対仙台)そこが稼ぎ柱の中心になるが
100万都市のない死国では新幹線を作る価値はそもそもないのだ >>111
いわんとすることはわからないでもないし、実際広島から人は減ってるんだけど、それなら岡山、倉敷、福山は軒並みどうなってしまうんだろうとは思う
もっといえば呉みたいな>>1の議論に典型的に当てはまりそうな町もあるにはあるし >>115
もちろん一定はガソリン車の需要は残るよ
たとえばドバイとかドーハにいくと、日本車のSUVをいまだにたくさんみかける
成金国家なのでもっといいスーパーカーにも乗り放題だが、スーパーカーでは砂漠の悪路は走れないので、高性能な日本車がいいわけだ
そういう事情を抱えた地域も全世界にはいくらでもある
しかしいずれにせよ既存の日本車の市場は大幅に縮小するわけで
そうするとサンヨーみたいに外資に切り売りされるのはマツダやスバルあたりだろうということ
英国車メーカーなんかすでにブランド名だけ残して中国やインドの成金会社に売り飛ばされて久しいよね。あれが同じことが日本でも起きる >>112
「労働集約型産業ありきの大人口都市」の将来不安という意味では、広島は地元での雇用を下支えするための
産業多角化を画策すべきかもしれない。
でも「中国地方の首都」的な歴史的地理的ポジションのおかげで他の地方都市と比べると、何があっても
有利な立ち位置で臨める恵まれた印象ではあるんだけど。 >>117
たとえば四国に関しては高松に一点集中して他は死んでくことになるよ
徳島市はすでに明石海峡大橋というストローで大阪方面に吸いつくされてるし、高知市はもともと死んでるし
松山市とか「没落パターン」がはじまってるじゃん
具体的に言うと大街道の今の感じは20年前の岐阜市の柳ケ瀬の衰退し始めたころに極めて似ている。松山がもしトチ狂って路面電車引っぺがしたら、たぶん岐阜市と同じ市街地の死滅状態が起きるよね
それでも岐阜市は近隣に名古屋があるので、死んだビルの跡地にタワマン立てて名古屋通勤民の住む場所に振り切る道を選んだっぽいけど
松山から大阪は通えないので商店街が死んだら松山市そのものが死ぬ 俺が四国島の酋長だったら
四国中央市を拠点都市にしただろうね
川之江あたりに大型機が離着陸できる長距離滑走路を設置し、高速バスとJR特急を乗り入れさせてハブ&スポークで松山に、高松に、徳島に輸送する
そのかわり4県の既存空港は全部廃止にする
そうでもして四国内に「繁栄の軸」を作る施策をしなければ四国の面的な持続可能は難しかった
だが西国の離れ小島の四国人には知恵が回らなかったのか「おらが県都」の県庁所在地一極集中構造は不変だと思い込み続け
高松がハコモノを作れば同じものを松山にも、徳島にも、高知にも、という縦割り的な競い合いで、無駄な乱開発の拡大路線ばかりが続き(特に松山VS高松の不毛な争いが顕著)
地域全体の将来の予測可能かつ不可逆的な流れに即した投資は一切できず、いよいよ全部が死ぬ方向になっている >>120
交通が不便だと困るけど、なまじ大都市まで便利に行けると「ストロー現象」で地元が衰退するとか、
笑い事ではないけど笑うしかない皮肉な話だなw 愛媛県とかほんとうにバカしかいない県にしかみえないんだよ
県土全体はダメでも松山市は人口規模と経済規模があるんで安牌だろうと
「松山市だけが繁栄し、伸びる状態が今後も未来永劫続く」前提の松山一点打法的な地域作りをしてて、
道路建設も松山方面のアクセスの便ばかり考えている。その先に松山まで新幹線伸ばせのハクチみたいな発想がある
愛媛に必要なのは新幹線ではなく、それこそ地域内の物流を強化するための高規格道路だろうに >>122
知ってると思うけど瀬戸大橋も明石海峡大橋も高松や徳島が対岸の岡山、阪神圏と高速道路で直通しているけども
しまなみ海道は四国・愛媛側は渡ったら下道に降ろされる状態で、松山との間でミッシングリンクになってるんだよ
これでも延伸工事は進んだ方だけど、もしかりにしまなみ海道開通時点で直通してたら
広島は拠点都市の性質を高められた一方、松山は「徳島の二の舞」で今頃高知並みかそれ以下に没落してただろう >>121
もし私が「四国の首都」を決めるなら、戦国時代に四国統一をした長宗我部の本拠地である土佐(高知県)が適当だと思う。 >>114
岡山は事実、そうなってるよ
「ミニ仙台」みたいな感じで政令市に昇格できたし、周辺を含めた都市圏の規模ならすでに広島市に勝ってる
瀬戸大橋が唯一の鉄道橋で対高松の接続をしているのもそうだし、山陰方面との接続の便もある
広島は陰陽連絡機能もできてないから芸備線は廃線寸前だ
最もこういう構造になったのは山陽新幹線業が建設当時岡山を暫定終点にしてたことがきっかけらしい。あれで岡山が人流のハブに定着してしまったんだ >>127
岡山と倉敷の関係は、松江と米子の関係にも似てる
山陰というと人口でドベの過疎県2つという悲惨なイメージだが、島根県松江市と鳥取県米子市は県都を挟んだ一帯都市として繁栄してる
境港線なんてローカル線なのに、空港アクセス機能もあるし、アニメファンのインバウンドの集客装置にもなれている
米子に伸びしろがあるといったのはそれもあるからね >>126
ダメ、瀬戸内側と山を挟むし遠すぎる。そしたら全部本土にもってかれただろう 四国中央市を作った時に、
四国中央国際空港を建設していれば、4県4空港にばらけた東京便を一本化して、大幅に発着数を増やせただろうし
それだけ利用者が多い拠点だから、県単体ではペイできないような需要、たとえばアジア方面からの国際便も充実できて、今以上に四国にインバウンド特需をもたらせただろう
こないだ札幌いったけど、新千歳空港の次の南千歳駅で道内各地方面の特急と乗り換えられる仕組みはスゴイ便利だと思ったの
あれが四国にもあったなら、四国の今はもっとましだったと思ったんだけどね たとえば四国4県にある県立博物館を全部廃止にし、そのかわり4県で財源を結集して
「四国博物館」を四国中央国際空港(仮)の近くに建設し、各県の地理や歴史や文化に触れることができるようにすれば
県立博物館単体では無能なハコモノ状態でガラガラスカスカだったものが大きく変わっただろうなとは思う 「中心機能は県庁所在地にあるべきだ。人口数万の都市ではいけない」
「他県の自治体に集約化されるなんてとんでもない」
この価値観は地元の死を招くのよ
団塊老害はともかく、現役世代はせめて県庁所在地に全部寄せてればよい時代は終わったことにいい加減に気づけよと >>129
大概人力でやってた戦国時代に四国統一する拠点として成功した立地である事と、歴史的意味付けを含めて
高知を四国の首都とすると、四国を代表する都市が形成できそうだと思うけどな。 >>130-132
私なら「四国国際空港」も「四国博物館」も高知に集約すればいいんじゃないかと思うけど、
あえて「県境の立地」にこだわるのは不合理に「県庁所在地に中心機能を配置」する考え方と大差無いのでは? バレてると思うけど
俺の爺ちゃん家が山形県米沢市にあって先祖は米沢藩士なのよ
で、米沢市の人口は大正9年には4万3000人、県都の山形市は4万8000人でわずか3000人違いのほぼ同じレベルだった
それがいまでは米沢市は8万人を割り込み、山形市は24万都市。3分の1だ
なぜこうなったかというと江戸時代には米沢藩、山形藩というそれぞれ別個の城下町だったのが
廃藩置県で1つの「山形県」になって県庁のある山形市だけが大きな権限を持ち、中心機能がもってかれたから
もし「米沢県」だったら当然この立場は逆転していたわけである
同様に江戸時代なら新庄市は新庄藩、天童市は天童藩だった
そういう各地の無数の「中心機能」を山形市に一点集約したことで、ほかの県内の市は多くてもわずか10万(鶴岡、酒田)だいたい一桁万人が関の山なのに
山形市だけ20万いるという実情を招いているし、多くの田舎県が県庁所在地だけは20万以上住んでいる理由も同様であるといえる >>135
それが「中心」が仙台だけになれば
そりゃあ山形市も秋田市も盛岡市も郡山市もみんな仙台だけに吸い尽くされるよね 群馬県前橋市を「県庁所在地なのにぱっとしない」という人がいるけど
そりゃ新幹線も高速道路も高崎が要衝なんだから当然だといえる
そして前橋市は「あれでも」30万都市で、人口だけ見れば高崎市と同レベルで山形市より10万上なんだよ
もしも県庁が高崎に設置されていたら、おそらく前橋は典型的な過疎の弱小地方都市だったんじゃないか
隣の栃木が便利な宇都宮に県都を移した結果、前県庁所在地の栃木市はいまやわずか15万人だ >>137
前橋と高崎は隣町だが
県庁都市と拠点都市が別で存在しているおかげで、2市合計60万を軸とする都市圏が形成されたといえる
推測でしかないが、もし群馬県庁が高崎にあったなら、高崎市が単独で60万人になったとも思えない
おそらく今の人口規模のままで、30万都市1つしかない過疎県に終わっていただろう。そうしたら群馬県そのものの地位ががくっと落ちていた 四国中央市が地の利を生かしてなくて堕落しているのはわかる
名前負けしてる >>139
平家の落人や海賊の末裔だらけだから次元が低いんじゃね しかし四国は、総力を結集してやっと「大都市一つ」を形成するくらいが身の丈に合っていて、
複数拠点の併立を望むのは過ぎた事では? 労働集約型の産業に依拠した都市が軒並み衰退傾向なのはわかるが、何かゲームチェンジャー的なものがでてきて前提が覆らないものかな
たとえば個人的には自動運転+EV+グリーンエネルギーなんかに期待しているんだが 広島市には大都市にあるべく副都心がない
い
仙台でいう泉中央、福岡でいうシーサイドももちがない
西広島なんかただのダメな地方都市のうらぶれた場末地区だし、西風新都は田舎の県庁所在地によくありげな単なる内陸工業団地に毛の生えたもの
那覇ですらおもろまち駅に新都心はあるのに >>141
そう
バカなんだわ自治体が
全県合わせて静岡1つ並みなんだから >>142
俺はむしろ県庁所在地が早く死んでくれた方が地の利を持った小都市に光が当たる時代が来るって言ってる なんか、さっきから広告が多すぎてオーバーフローしてるせいか、スレがまともに表示されずに再読み込みの繰り返しになってる… このままあと5年以内に四国からデパートは全滅します
その頃には高松以外は県庁所在地も深刻な低迷。高松も今の山形市みたいな体たらくになっているかもわからん
県庁所在地は、県庁が所在している以外は何もない終わった自治体になるよ。2030年問題は近い >>142
>たとえば個人的には自動運転+EV+グリーンエネルギーなんかに期待しているんだが
それは意識高い系的な方向性で虚構じみてる期待できないネタだろw
ゲームチェンジャー的な技術革新があったら良いけど、ソレではない。 怖いのはこの理論で言えば札仙広福が三大都市圏に三大都市圏が東京に集中していく、そしたら韓国みたいになちゃうね いま四国の政財界が考えていることが、
県境を超えた軸作りではなく、中央政府をゆすりたかって新幹線を全県に通そうという寝ぼけた話しかないから心底頭が悪すぎるんだわ
それ軸と真逆だから
四国は例えるなら壊れかけた椅子だ。四つある折れかけた椅子の足をどう修繕してもまた壊れてしまい危なっかしくて誰も座れない。仕方なくほっておけばいつか勝手に自然崩壊しそうだ
だったら今のうちに足を切り落とし、真ん中に新しい足をつけて座面に接着したら座れるよね? 広島は札幌仙台名古屋大阪福岡ではなく
北九州新潟浜松熊本あたりのグループ側なんだよ
岡山の方が拠点機能としては前者寄りだが、いかんせん器が小さい >>149
>三大都市圏が東京に集中していく、
「三大都市圏への集約」までは進みそうだと思うけど、名古屋には産業面ではトヨタがあり大学も旧帝の名大あり
地元で完結した進学先や就職先があるから、それらが「丸ごと東京に飲み込まれる」とまでは考え難い。
三大都市圏は、三大都市圏として残るだろう。 広島は都市計画がないからな
空港の位置もめちゃくちゃ、都市高速はネットワークが形成されてない
中心街を紙屋町でいくのか広島駅で行くのかわからない
野球場を広島駅前に移し、新駅舎建設を念頭に企業やマスコミを移転させたり誘致して広島駅を軸にするのかと思いきや
紙屋町に郊外移転したスタジアムを引き戻そうとするどっちつかず
こんなふらふらして何したいかわからない地方都市は停滞して当然 >>153
都心回帰でベッドタウンの縮小が叫ばれた21世紀に
北関東の地方都市にすぎなかった茨城県に千葉県止まりだったベッドタウン領域を引き延ばし人口増加を実現したつくばエクスプレスの存在
ああいうゲームチェンジャーがいれば都市圏はまだ広げられる >>150
結局、四国には旧制官立ナンバースクールも無いし旧帝国大学も無いし、
海を挟んで往来が難しかったとは言え明治時代に国策の恩恵を受けずに
近現代を過ごして来たせいで、意識まで封建制度の残留度が高いのかもw 四国は「四県揃って一つの島」というよりも、各々が「本州の対岸」を志向しているように感じるので、まとまるのは難しそう。
徳島→阪神、香川→岡山、愛媛→広島、高知→孤高(?)とみんなバラバラ。誰も「四国は一つ」と思ってないし、聞いたこともない。 >>159
もしかして、戦国時代に四国統一した長宗我部って、四国では人気無かったりする? 四国は中途半端に本州に近いせいで北海道や沖縄みたいな「俺たちで経済圏を作る!!」って割り切れずに昔からずっと本州の甘い蜜吸ってたから 「島国としての四国」を考えると、海路が肝になるのに、
県ごとに、
徳島=大阪湾
香川、愛媛=瀬戸内海
高知=太平洋
みたいな感じで「海域がバラバラ」で四国としての統一感は無いから
四国全体がまとまる事も無いのかな? 面倒だから東京都23区以外は千葉県と北海道県と福島県と九州県と原爆県と大阪県と四国県でいいよ >>163
「道州制」案だと、日本全国を9区分だとか11区分だとかにする案はあるけど、
9区分案だと四国は「中国・四国」に一まとめ扱いになってしまうな。 >>160
長宗我部氏は完全に不人気って訳でもなさそうだけど、大阪での豊臣秀吉や、岐阜などでの織田信長ほどの人気は感じられない。
それよりも崇徳天皇や空海、平家などの方がずっと人気が高いと思う。偶然かもしれないけど、どれも本州から渡ってきた人物。 >>155
ここまでいわれたら返す言葉もない。実際人口は減っているし(笑)
>>148
絵空事のように聞こえるかもしれないが、>>1がいうように小都市が復権するなら必要な道具になると思う。とくに山間や海沿いに飛び地のように点在する過疎自治体同士の相互ネットワークをつくるには >>148
>とくに山間や海沿いに飛び地のように点在する過疎自治体同士の相互ネットワークをつくるには
それこそ「電力網の構築が困難な地理的条件」になるから、EV普及とかミスマッチでは? >>166
>とくに山間や海沿いに飛び地のように点在する過疎自治体同士の相互ネットワークをつくるには
その条件に適当な技術だと「ドローン」の活用とかではないかな? 離島の生活物資輸送用途に用いられる船舶の搬送能力を置き換えられる程度の
大型ドローンが実用化すれば、陸路での輸送手段が無い山間や海沿いの飛び地
などの地域が劇的に活性化する可能性はある。 >>165
>それよりも崇徳天皇や空海、平家などの方がずっと人気が高いと思う。
崇徳天皇は京都に帰りたかったのに、四国の地元の人たちは好意的なの? >>167
すまん自分は山間や海沿に飛び地的にある2000前後から2万ぐらいまでの小都市を想定していた
上手くいえないが、平成の大合併で基礎自治体でこそなくなったが人が死滅しきるには今後何世代もかかる集落はいくらでもある。そのための生活インフラもまだまだ残っていてなくなる見込みは当分ない
それらを上手く活用するには、既存の電源に加えて、ソーラーとEV(=蓄電池)でも普及させて地産地消させるのが手っ取り早いと思ってね
ついでにそうやって一つ点ができたら、今度は自動運転で各集落をつないで巨大なグリッド(?)にして、人と物流をつなぐ
つまるところ「自動運転+EV」(=大規模な蓄電施設)が集落につき一つはあったら便利だと思うんだよな
家までは人と荷物の輸送は各車両がやってくれるし、何なら別の町の集積施設にその車が勝手にいってくれたりもする
移動に金を払うっていう概念が薄くなるんだよな。貨物輸送と蓄電池の移動のついでに人をのせているだけだから今よりも安く自由度高く車での移動が簡単になる
そうしたら道路網の貧弱な東京みたいな町に住む価値はなくなることはないにしても薄くはなるだろうな
まあ妄想だし、絵空事だし、馬鹿馬鹿しいと思ったら好きなだけ笑ってくれ
長文すまん いやなかなかの考察
ふーんと思えることもあった
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