厚生労働省が8日発表した6月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、1人当たりの賃金は物価変動を考慮した実質で前年同月比1.6%減った。マイナスは15カ月連続で減少幅は5月の0.9%から広がった。同省は「物価高に賃上げが追いついていない」とみる。