コンビニやスーパーには、さまざまな種類の即席麺が並ぶ。麺の量、味付け、パッケージなど、各メーカーが趣向を凝らした商品が並び、激しい競争が繰り広げられている。
 そうしたなか、1968年の発売以来、ロングセラーを続けているのが日清食品の「出前一丁」だ。しょうゆベースのコクのあるスープと、食欲をそそる「ごまラー油」が特長の本商品は、日本はもちろん、海外でも人気を博している。じつは、香港においては“ソウルフード”と呼ばれているほどで、即席麺の売上No.1ブランドとして香港の人々の生活に深く浸透しているという。

現在日本では、定番のしょうゆ味が中心で、時期によっていくつか新商品が発売されているが、香港では常時40種類以上のラインナップがあるそう。

「香港では出前一丁が即席麺の売上No.1ブランドです。現地の方々の味の好みに合わせ、雞蓉味(チキン味)や微辛咖喱味(カレー味)、五香牛肉味(スパイシービーフ味)、紅燒牛肉味(ローストビーフ味)などさまざまなバリエーションを販売し、お客様の多様なニーズに応えています」

 なお、袋麺の中で売上ベスト3は1位が麻油味(ごまラー油味)、次いで2位が九州濃湯豬骨湯味(九州豚骨味)、3位が鄢蒜油豬骨湯味(黒マー油豚骨味)だという。

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