元漫画家志望だがジャンプ漫画のメソッドについて考えてみた
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少年ジャンプの漫画はどんどん内容が一律化しつつあるが、それによって売り上げの平均値自体は上がっている
ひと世代前：NARUTO、BLEACH
現在：鬼滅の刃、呪術廻戦、ヒロアカ、
こうして見ると、NARUTOとBLEACHで編集部が開拓したメソッドが、後発作品群にも色濃く盛り込まれていることが目に見えてわかると思う
ジャンプ漫画の多くは「少年主人公が異能力バトルに巻き込まれて、そこで着実と力を付けていく」という過程を辿る
ただ、当然だが順当にこれを行うと幼児向けアニメのような中身のないスカスカのストーリーになる
そこで世界観を深掘りしつつドラマを作り、キャラクターを立ててくれる要素が必要になる
物語に負の側面を持たせつつ、強いエッセンスになるもの
その観点で見ると、「BLEACHとNARUTO」が開拓して、後発作品群に引き継がれているものが見えてくる ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
＞ そうなんだ、すごいね！ ＜
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〉 ） （ ） 「日本独特の和の島嶼性の陰湿さ、閉塞感と欺瞞」だ
調和と協調の同調圧力、そしてそのしわ寄せと犠牲
NARUTOの大ヒットからの次世代以降のジャンプのバトル漫画において一貫して盛り込まれている
そして一貫して主人公はその問題に切り込まない
主人公はせいぜい当事者に対して、内部に染まっていない外の価値観を遠巻きにぶつけてヒントを与える、必ずこの範疇に留まっている
物語の主題として扱うには重すぎることが最初から作者も編集も理解しているからだ NARUTOとBLEACH以降、明らかに頻出する要素があることがこの裏付けになっている
「その世界の支柱となっている名門一族」だ
ナルトはうちは一族や日向一族の問題に直面しない
一護は四大貴族の罪や霊王の問題に直面しない
デクは轟家の問題に直面しない
虎杖は伏黒家や星漿体の問題に直面しない
炭治郎は煉獄家や産屋敷家の問題に直面しない
あくまでエッセンス程度に留めて、作品のカラーを変えない範疇で作中世界の暗部を描くためだ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
