9日午前、札幌市中央区の路上で、50代の母親の顔を殴り、骨折の大けがをさせたとして、24歳の男が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌白石区菊水に住む24歳の派遣社員の男です。
 この男は9日午前9時半ごろ、札幌市中央区のススキノに近い路上で、50代の母親の顔を殴って骨を折り、全治1か月の重傷を負わせた疑いが持たれています。
 警察によりますと、男は食事に向かうため、母親と一緒に歩いていました。
 その際「歩くスピードが遅い」とイライラを募らせ、犯行に及んだとみられています。
 目撃した人がパトロール中の警察官に伝え、捜査の結果、傷害の容疑が固まったとして、4日後の13日午後、男の逮捕に至りました。
 取り調べに対して24歳の派遣社員の男は「間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。
 警察は、男が暴力行為をくり返していた可能性を含め、引き続き経緯などを詳しく調べています。