安倍晋三元首相はなぜ長期政権に大成功したのかがついに判明ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
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安倍晋三元首相が暗殺されて早くも1年が経過した。第二次政権発足直後から野党の大バッシングを受けたにもかかわらず、憲政史上最長となった安倍政権の絶大な政治基盤の背景はなんだったのか。
まず考えられるのが保守共闘の象徴となったことだ。
安倍元首相は右翼イデオロギーを持つ「思想保守」から絶大な支持を受けてきたことは皆さんもご承知の通りだ。
いっぽう自民党は戦後の結党の理念こそ自主憲法制定だったが、安定基盤を築くと右翼思想色は薄まった。安倍氏が「戦後レジウム」と呼んだ護憲ハト派が支配的地位を占め、政治の主目的が政治家の田舎へハコモノを作ったり、族議員が自分の支持基盤の産業へ利益を誘導することありきとなった。いわゆる「生活保守」である。
こうした利権の取り合いによって派閥抗争が起きたし、支持者は土建関係者など利益誘導でメシを食う人間が内心は無思想でも自分の生活のために保守を支持するいびつで歪んだ政治状況が続いた。
時は流れ、ロッキード事件や金丸事件など自民党長期政権の金権腐敗が露呈。冷戦崩壊によって社会主義が台頭する脅威も消えると、自民党の利権政治への厳しい世論の目が向けられるようになった。
小泉純一郎元首相は「自民党をぶっ壊す」を掲げ、郵政族や道路族の既得権益を破壊することで無党派（B層）の熱烈支持を受けたが、それでも根本的に自民党の利権構造体質は断ち切ることはできず、世論が政権交代を選んだのが安倍氏が言った「悪夢の民主党政権の3年間」である。
もちろん実際には、民主党内にも「日教組のドン」輿石東のような大物族議員がいたり、小沢一派による派閥抗争など、劣化自民党にすぎなかったので、たったの3年で終わったのは言うまでもない。
しかしこれは保守派にとっては脅威だった。2009年の民主党発足時点では、近年の選挙でまれにみる投票率の高さのもと民主党圧勝、自民党は大敗。この状態を維持して5年、10年続けば、いくら大所帯だった自民党もかっての社会党のようにあっけなく瓦解して消え失せるリスクがあったのだ。実際、全特や農協など一部の業界団体は昭和以来一貫した自民党支持を裏切って民主党側に離反していた。政権の地位にいて既得権益を持っていることこそが党の存在意義であった自民党からその価値が失せれば、誰もが離れてしまうのは当然のことだった。
この危機感のもとで保守共闘が構築されたのである。自民党は結党の理念に立ち返り保守思想を鮮明にした。民主党はいわば「左の政権」であるので、右からカウンターを展開することで存在価値を明白にしたのだ。例えば尖閣諸島問題、李明博韓国大統領（当時）の竹島上陸など、右翼層の強烈な関心のあるトピックスがあれば、当時の自民党は猛反発を強め、党所属大物議員は口を揃えて民主党政権を批判した。権力も既得権も失い分配する利権のなくなった自民党は、保守思想をアピールし、政権奪還後にそれを実行することを期待させることで当時の反政権の世論を集めたのだ。
こうした思想保守と生活保守の糾合のシンボルが安倍晋三氏再登板論だった。2012年自民党総裁選勝利前からのチャンネル桜の「安倍救国内閣」キャンペーンしかり、安倍氏期待の声は保守界には広くあった。安倍氏は戦後レジウムの脱却、憲法改正を第一に掲げる思想保守であり、同時に大物政治家の両親を持つ世襲のサラブレッド政治家である。思想や理念ではなくいかに集団の大将であるかという「村社会」の論理がすべての生活保守にとっても、安倍氏はリーダーにふさわしい存在だった。
そして2012年の政権交代後も、安倍氏は「思想保守」路線をゆるめることはなかったことも大きかった。野党時代だから好き勝手に現実離れしたセンセーショナルなことを訴えるのではなく、政権奪還後も国防や伝統文化重視など、「右の理想」を唱えた。それゆえに革新勢力は危機感を持ち、立共共闘が今に続いているが、決して革新野党の躍進を許さなかったのは安倍路線は「新保守主義」であるからだ。 言うほど保守だったヵナ…
itest.5ch.net/mi/test/read.cgi/news4vip/1665139196 「新保守主義」とは、ネオコンである。すなわちネオリベ（新自由主義）と思想保守の複合体である。日本を取り戻すと右翼的な勇ましい主張をしながら、一方でアベノミクスで経済を重視したことが代表だ。
これは本来、水と油である。なぜなら思想保守は伝統的日本を重んじ過去に立ち返るのに対し、ネオリベは経済合理性のためなら既存のシステムをぶち壊してアメリカ式のグローバリズムを日本に持ち込み企業同士の競争によって世の中を発展させる考えで、日本的伝統を破壊する存在であり復古主義者からすれば脅威そのものだった。
ところが安倍氏は、思想保守とネオリベを調整し、同時に実行した。経済面だけを見れば完全なるネオリベにもかかわらず、既存の歴代保守政権でも実現しなかったような思想保守的な立場の発信や人事、政策実行に取り込むことでその実績で思想保守も虜にした。
一方で、全特が自民党支持に回帰したように、生活保守も取り込んだ。小泉政権では郵政省や道路公団を解体したが、安倍氏は長期政権にもかかわらず、そのような既得権益へのメスは一切入れることはなく、むしろ厚遇した。
このことで、反左翼の糾合体として思想保守、生活保守、そしてネオリベ経済界という三つ巴の保守勢力をすべて手中に収めることに成功した初めての政権だったので、第二次安倍政権は長期にわたって在任が成功し、自民党は絶対基盤を再構築したのである。 自民党は、日本政治の重要な旗手として、長年にわたり国家の発展に寄与してきた。
その経済政策の強力さと国際的な交渉力は、日本の繁栄に不可欠な要素となっている。
さらに、安全保障政策においても、自民党は確かな手腕を発揮し、国内外の安定を追求してきた。
自民党の指導力は、地方創生や教育政策など、広範な政策領域での実績を積み重ねてきたことからも明らかだ。
国民の声に耳を傾けながら、自らの信念を貫き、日本の発展と繁栄を追求する姿勢は評価に値する。
その強いリーダーシップと組織力によって、自民党は日本をより良い未来へ導く役割を果たしてきた。
国民の期待と信頼を背負いながら、自民党は常に国益を最優先に考え、重要な政策決定に取り組んできた。
今後も自民党の指導力と政策展開には、高い期待が寄せられる。
自民党の長年にわたる実績と信頼性は、日本政治において不可欠な要素であり続けるだろう。
国家の発展と国民の幸福のために、自民党が更なる飛躍を遂げることを期待している。 私は読めるけど、ここの大半は馬鹿しか居ないので長文は読めないよ 一方、安倍氏が辞任した結果、そのあとを継いだ菅義偉前首相は思想保守ではなかった。
つまり新保守主義（ネオコン）から思想保守の面が抜け、ただの新自由主義（ネオリベ）となったのだ。方向性としては同じ神奈川が地元の小泉政権の再来である。
これには思想保守は反発した。菅義偉前首相は無派閥で、縦割り構造の見直しが政治信条だった。安倍元首相の盟友が百田尚樹氏だったのが、菅義偉前首相でアトキンソン氏に代わったのはその最たるものである。
だが新自由主義を行えば、利権構造にぶら下がって生きている生活保守たちは自分たちの生命線が脅かされるので反発する。また、思想保守にとっても現状ですら不満があるから伝統共同体のような古い日本の秩序を復活させたいのに、いまある秩序さえアメリカ流のぶち壊されたらたまったものではないと猛反発した。
結果、保守の糾合に失敗し、このままでは選挙で勝てないので短期間で失脚し、岸田文雄首相に後を譲ることになったのだ。 安倍さんが亡くなってから偏向報道も悪化してるし、パヨク活動家も元気に悪行始めてるし
あそこ迄酷い安倍叩きしてた理由が分かったわ
パヨク活動家にとって相当邪魔な人物だったんだね そして岸田文雄首相は総裁選当時、新自由主義の転換を訴えていた。これは枝野幸男前立憲民主党代表が党立ち上げの際に掲げた理念と一致するものだ。
つまり三つ巴の保守糾合状態から、「安倍から菅義偉へ」の転換で思想保守が剥がれ、岸田首相のもとで新自由主義さえ失ったのだ。
野党がボロ負けをしていることで現政権はどうにか保っているが、岸田首相の後ろ盾にあるのは「生活保守」以外何もない。
一方で、田舎から都会への人口流入などで、昭和の自民党を支えた農村票は減りに減り、土建業界といった既得権益もまた自民党内のネオリベが削ってきたので、田中角栄元首相の時代のような生活保守の絶対牙城は存在しない。
野党がたまたま弱いおかげで岸田政権はどうにか保っているが、G7などの外交で実績を上げた時をのぞけば常に支持率低迷が続いているのだ。 また安倍元首相にとってラッキーだったのは「悪夢」の民主党政権のおかげで、歴代長老議員が消えたこともある。
戦争体験世代の生活保守政治家の多くは、自身の青年期や幼少期のトラウマから反戦護憲の立場を取っていた。
それゆえにインターネット上の「愛国者」から野党並みに叩かれていた。かつての野中広務氏や古賀誠氏など、今も権力にいる人物なら二階俊博元幹事長が代表格だろう。
彼らは長年の自民党の大御所という長幼の序によって戦後世代の当時の中堅若手は逆らえない立場でもあった。第一次安倍政権が短命に終わったのは、安倍氏が当時まだ若干52歳で、その親の世代の生活保守の大物が多く健在だったからだ。
ところが民主党政権の際に、こうした「古い老害政治家」は有権者に拒絶され、ボロボロと落選。そのまま政界引退し、人によっては他界も進んだのだ。結果的に安倍氏が再登板した頃には、自身の「目上」の存在はほとんどいなくなり、村社会の生活保守の論理でも安倍氏という長に逆らう障壁がほぼなくなったことで、安倍一強構造の構築に成功したといえるのだ。 だが、岸田政権になって、安倍路線はだいぶ薄まっている。
岸田首相発足当初は安倍氏の「院政」とも呼ばれたが、暗殺事件によってそれもなくなった。
ここ最近になって独自色を出しており、それはLGBT法整備など、思想保守が本来相容れないものばかりだ。
G7広島サミットでも、岸田首相は核軍縮を前面に訴えた。これは現状の国防よりも強固な「核武装」を訴える思想保守からすれば悪夢そのものである。
かつてはタカ派のヒロインと呼ばれた稲田朋美元防衛大臣がフェミニズム政治家になったり、軍事マニアで「ゲル」の愛称で親しまれた石破茂氏が安倍路線を批判するなど、
第二次安倍政権やその前の民主党政権時代には思想保守的スタンスに擬態化していた自民党の中堅政治家たちも次々と転向している。
一方で、思想的に貫徹している高市早苗氏は、「安倍再登板論」のように思想保守の絶大な支持があったものの、無派閥で党内基盤がないので総裁選には落選。その後も冷遇され続けていて、防衛予算問題では岸田元首相と激しくぶつかり合ったが、党内抗争を起こすほどではなかった。
そもそも思想保守が激しく推す政治家といえば、田母神俊雄元航空幕僚長の東京都知事選出馬然り、選挙で勝ったためしがない。
たまたま安倍氏が世襲のサラブレッドで大派閥のドンだったから勝てただけで、保守は思想だけでは泡沫なのだ。既成の自民党のさらに右側のポジションを狙った石原慎太郎元都知事の「次世代の党」が大失敗したのがすべてである。 ところで野党はなぜ勝てないのか。その原因は「安倍氏と正反対」だからである。
思想的に左翼思想と保守思想が相容れないのはその通りだが、路線がそもそも正反対なのだ。
たとえば安倍氏は、自身は大派閥の世襲でありながら、安倍政権の閣僚には古い村社会の論理を持ち込まず、
当選回数が少ない議員、無派閥や本来別の派閥に属する議員も思想的立場が一致すれば登用した。そのため第二次安倍政権発足当時は日本会議や神社本庁系の議員、靖国参拝賛成派などの思想保守オールスター状態が実現した。
また長尾敬元参議のように、それまでさんざん敵対した民主党出身者でも個人的な思想の立場が「超タカ派」であれば快く党内に引き入れ、自民党議員にした。
つまり思想は「保守」でも、村の論理に対しては「リベラル」に、若輩者や敵陣出身者でもその人の思想が一致していれば味方にした。その柔軟性が幅広い保守を魅了したし、村の論理の足の引っ張り合いにならないので長期政権が実現したのだ。 一方、野党はどうか。革新・左翼思想の存在を横に置いておけば、村社会そのものである。
そもそもなぜこんなに野党がたくさん乱立しているのか考えて欲しい。日共はともかく、立憲民主党は旧民主党左派、国民民主党は旧民主党右派、そしてれいわ新選組は考えによっては自由党を経由した民主党小沢一郎派の成れの果てだ。社民党は鳩山政権で民主党と連立していた。
すなわちすべて民主党なのである。もっと言うと旧社会党が源流であり、いくら多数あるようにみえても野党共闘の実態は昭和の社会党と日共の「社共共闘」なのである。
それが何でこんなに分裂したのか。理由は村社会だからだ。
思想立場的にはほぼ変わらないにもかかわらず、村社会の論理で分裂したり、思想的差異があることをいいことに分断が持ち込まれて分裂し、たがいをいがみあった。
こうした野党間の候補者調整の際にもムラの論理が重視されてしまう。
たとえば「○○県は労組の有力組織候補で世襲の大物の××センセイがいるから、日共は降ろせ」みたいな物言いがまかり通る。
するとその土地では村の大ボスか、自民党かしか選択肢はなくなる。
先の選挙で小沢一郎が自民党の30代の新人候補に負けたのは典型だろう。
有権者にしてみれば「既得権益を牛耳る長老と、後ろ盾がない若者」であり、自民党の方がよほど「リベラル」だったのだから。 安倍元首相は生活保守やネオリベ経済界を糾合し、古い論理の再構築をしながらも、
あくまでベースには建前としてないがしろにされていた「思想保守」を重視し、その中で慣習にとらわれない政治運営を行った。
それに対し立共共闘は「アベ政治が右に寄りすぎているから、左に対立軸を立てる」というものである。
これは民主党政権が「左」だったので右からカウンターを取った野党時代の自民党と一致しているので戦略上悪くないが、
実態としては思想保守ではないが連合の組合（特に同盟系）がバックについた国民民主党をなぜか受け入れたり、ブレにぶれてしまった。
するとなんのための共闘なのか、そもそも共闘している意味があるのかという疑念が生じるようになり、「左からの立民執行部叩き」などの仲間割れも起き、
結果的に野党系はまとめ上げることができず、岸田政権の今もなお野党は復権できていない。 もし野党が政権交代をするなら、私は「民主党路線からの脱却」が必要だと考える。
安倍元首相は生活保守ありきでヤルタ・ポツダム体制脱却に何も取り組まなかった戦後レジウム＝昭和の自民党を否定した。
だが今の革新勢力は民主党を否定していない。むしろ立憲民主党と国民民主党をくっつけて「大民主党復活」を画策している。
旧民主党勢力の命題に「自民党だけが権力を握る状態はまずいから、海外のような二大政党制をめざし、自民党に匹敵する政党を作り、政権交代を目指す」というものがある。
これがそもそも間違っている。二大政党を作るためには、さっき言った長尾敬や昔で言う西村慎吾、名古屋市長になった南京大虐殺否定論の河村たかし、やめちゃった松原仁のような、自民党内でも珍しいような超タカ派だって味方にするという野合体質が本当に愚かだ。
党外、大多数有権者から見れば、極左と極右を同じ器に入れても「ゲテモノ」にしか見えないし、劣化自民党か本家自民党なら、そりゃ本家自民党に入れる。仮に自民党に入れなくても、野党を支持することもなく政治参加を棄権するだろう。 ちなみに海外にも「二大政党制」というシステムは存在しない。
たとえばイギリスの保守党は17世紀（トーリイ党）からあるし、野党第一党の労働党はしばらく政権交代できる勢いはない。イギリスにはほかにも自民党（ホイッグ党）や地域政党などがいくつもある。
アメリカにしても同じで、共和党も民主党も19世紀からある古い党で、なおかつ主流政党にはなっていないが「経済」が国是であるにもかかわらずアメリカ共産党（共和党ではない）さえもある。
つまりどの国も民主主義国家である以上結社の自由がありたくさん政党がある。
その中で各国それぞれの歴史的流れで、たまたま数百年かけて2つの有力政党が台頭しているだけのことだし、政局次第では第三極も台頭しかねないし、イギリスの労働党に立場を奪われたホイッグ党みたいに没落することもある。
いずれにせよどの国でも党名からハッキリわかるようにイデオロギーによる政党の集まりであり、「自民党政権を倒す」一点だけで極左から極右までゲテモノを集めた民主党シンパ的な概念は、民主主義の崇高な理念を愚弄するものなのだ。 ようは「野党が本当に政権交代したいなら左の安倍を目指せ」ということだ。
たぶん無理だけどね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
