今日大学の頃の友達に街で遭遇した
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俺「お、ヒロト？元気にしてる？」
ヒロト「え、誰ですか？俺ヒロトじゃないけど」
大学時代散々遊んだ仲だった
旅行にも行ったし、二人でいろんな観光地も回ったこともあった
俺「いやお前ヒロトだろｗｗｗｗｗｗ」
ヒロト「いや違うよ ていうかお前誰だよ」
俺は完全にふざけてると思っていた
俺「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗヒロト今なにしてんの？」
ヒロト「俺はヒロトじゃない 俺はヒロトじゃない！」
ヒロトが突然おかしくなった 俺「ヒロト？お前大丈夫か？」
ヒロトが一瞬白目になったかと思ったら表情が変わり焦り出した
ヒロト「まさる！ちょうどよかった！すぐ来てくれ！」
俺は腕を引っ張られヒロトの家に連れていかれた
ヒロト「俺は今霊に取り憑かれている 俺の記憶がない時間がその霊が俺の身体で活動してる時なんだ この薬を飲ませてくれ 俺が自分で飲もうとすると霊が邪魔して飲めないんだ！」
俺「何を言ってるんだ…」
ヒロト「頼む お前だけが頼りだぞ 多分いつか俺は俺じゃなくなる その前に…」 俺は言われた通りとりあえずヒロトの身体を椅子にロープでくくりつけ動けないようにした
そして薬を飲ませようとしたらヒロトが白目剥いてまた表情が変わった
？？？「やめろ！やめろ！俺はたかしだ！この身体は俺のものなんだ もう一人の霊に乗っ取られようとしているんだ！長年乗り移られてたことに気づかなかったがようやく最近意識をもどしかけているんだ！ 俺を助けてくれ！薬を飲ませないでくれ！」 俺は一瞬躊躇した
ただヒロトを信じ俺は薬を飲ませたんだ
薬を飲ませ、ヒロトは眠ってしまった
俺は起きるまで見守っておこうと思いその場にいたらいくつかの手紙を見つけた
10年前の古い手紙だった
佐藤たかし様へ
ヒロトが目を覚ました
ヒロト「俺を信じてくれてありがとう！！」
俺はその手紙を丸めてポケットに入れた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
