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2023/07/03(月) 12:50:20.765ID:gn4JQ05P02023年07月03日10時47分 気象庁発表
九州南部では、3日午後から4日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。九州では3日は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
[気圧配置など]
前線が華中から九州を通り、日本の東にのびています。前線は3日は九州北部地方をゆっくり南下し、4日は九州南部に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州北部地方では3日は、九州南部では4日にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
また、3日は本州付近の上空約6000メートルに氷点下9度以下の強い寒気が流れ込む見込みです。日中は晴れて気温が上昇するため、西日本から東日本にかけて3日は、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
[防災事項]
九州では4日朝にかけて、雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。九州ではこれまでの大雨により、土砂災害の危険度が非常に高くなっている所があります。
4日12時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
九州南部 300ミリ
九州北部地方 200ミリ
の見込みです。
その後、5日12時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
九州北部地方 100から200ミリ
九州南部 100から150ミリ
奄美地方 100から150ミリ
の見込みです。
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
九州では3日は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。九州北部地方では3日は、九州南部では4日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
また、西日本から東日本でも3日は、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[補足事項等]
地元気象台の発表する警報、注意報、早期注意情報、竜巻注意情報、気象情報等に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は3日17時頃に発表する予定です。