◯◯は◯◯らしいという不確実な情報について
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不確実な情報にも種類がある
事実や根拠に基づいた分析
経験などに基づく直感
感情などによる思い込み
分析、直感、感情の入り乱れたもの
なるべく排除したいものは感情によるものから発生した情報である。
ただし感情による情報も数が揃えば情報となりうる
多くの人があの人は残忍だと言えばそれは情報となる
しかしその時に注意したいのは集団バイアスによる思い込みである。
同じ組織にいる人はあの人はとんでもないクズといいそれが蔓延するとその情報があたかも正しいように思えてしまう。
残忍な人、クズというのならそれを裏付けるエピソードがあれば明確な根拠なりうる、100人を銃殺した。幼い子供を強姦して殺したなどである。
市民を犯罪防止でマークするというのならエピソードがない場合もあるが、施政者や有力者を分析するのなら際にエピソードは重要になる
バイアスについてもう少し続けたい これSNS複垢作って執拗に攻撃したらまるで事実みたいになるよな ◯◯は某国のスパイかもしれないという情報があるとする
情報を集める人間には考えがあり
間違いなくスパイだ
いや、絶対に有り得ないだろう
と情報を集める人間は感情を持ってしまう
その時によくやってしまいがちなのが
間違いなくスパイだと思ってる人間は間違いなくスパイだという根拠になりうる情報だけを集めてしまい、絶対に有り得ないだろうという人間は絶対に有り得ないという結論に至る情報だけを集めてしまいがちである。これもバイアスによるものだ。情報を集めるものは両方の情報を集めないといけない。
しかし、これを解決する方法がある
間違いなくスパイ派と絶対に有り得ない派でチームを分けてそれぞれに集めたい情報を集め、トップあるいは第三者に両方の情報を集約し結論を下す方法だ
結論を下すものが最終的に責任を負うものである
トップは情報を集めたものを事実と違ったからと言って非難してはいけない
情報を集約し判断を下すものがトップたるのはそういうことである もちろんバイアスがかからずに情報を集めることを訓練によってできるようにならなければならないが やはり情報たりうるのは根拠がしっかりしているものである
事実に事実を重ねて予測、分析は間違いがあったとしても情報である 予測や分析をしたものがいい加減なことでは根拠があったのなら上司やトップはそれを責めてはならない
判断を下したものが責任を取るのだ 責任をとるというのは辞めればいいということではない ノウハウを蓄え許される限り次の仕事、機会に活かすことだ 時に辞めざるを得ない時もあるかもしれないが許される限りは失敗は経験なのである ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています