俺の恋愛の懺悔を聞いてくれないか
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
書いてく
俺が高1の頃、男2女2の4人グループで仲良くしてたんだ
出会いは俺の友人であるユウスケのナンパに俺が巻き込まれた形
色々あって意気投合して4人でよく集まって遊んでたんだ ユウスケはおちゃらけたムードメーカーって感じのひょうきんな奴
リノはクールであまり笑わないけどたまに吐く毒が面白かった
アヤノはお姉さんって感じでよくユウスケとリノの小競り合いを仲裁してた そんな4人でファミレスで夜遅くまで駄弁ったり、お互いの高校の文化祭に遊びに行ったり、花火をしたりして仲良くやってた
リノとアヤノは女子校だったから文化祭はめちゃくちゃ緊張した でも俺は4人で仲良くしつつもある目的を遂行するためにひっそりと動いてたんだ
俺の目的はユウスケとアヤノをくっつけることだった
ユウスケがアヤノのことを好きなのは知ってたから、4人で遊ぶ中でもそれとなく二人きりにさせたりして陰ながらサポートしてた そんな風に陰謀を進めつつも4人で遊んでたある日のこと
俺はリノに付き合って欲しいと言われた 正直に言うと俺はリノのことは恋愛的に好きではなかったんだと思う
それでも俺も思春期で彼女というものに憧れがあったし、ユウスケとアヤノが付き合って俺とリノが付き合えば綺麗に収まるじゃないか、とか
そんな打算的な考えで俺はリノと付き合うことにした
これが間違いだった 俺とリノが付き合い始めたことを報告したらユウスケもアヤノも嬉しそうに祝ってくれたんだ
でも少ししてからリノが変わってしまった
4人で遊ぶより2人で遊びたいと言い始めて4人で集まる機会が激減した
まあこれだけなら付き合いたてだし仕方ないとも思う
でもリノがアヤノのことを悪く言ったり突き放すような態度を取るようになって、俺は事の重大さを知った リノとアヤノはお互いに親友だと言い合うほどに仲が良かったんだ
それなのにアヤノを悪く言うなんて二人の間に何かあったんだろう
そう思ってリノに聞いてもなんでもないの一点張りだし、アヤノに聞いてもはぐらかされて終わりだった
リノとアヤノがぎくしゃくし始めたことで4人で集まる機会はより少なくなっていった やべぇ30分で終わらないから巻いてくわ
そんな中で4人で集まれなくなったことや俺とリノが付き合い始めたことに危機感を感じたのか、ユウスケがアヤノに告白したんだ
でもアヤノはユウスケを振った
ユウスケから「振られた」という電話を受けた俺は思わず動揺してなんで?って言ってしまったよ
そしたらユウスケは怒りを滲ませた声でこう言った
「アヤノはお前のことが好きだったんだってさ」 後からリノに聞いたらリノはアヤノが俺を好いていたことを知っていたらしい
それで焦って告白してきたんだそうだ
リノが4人で集まるのを嫌がったりアヤノを突き放すような態度を取っていたのは要はそういうことだった 俺はユウスケを応援することばかり考えていてアヤノの気持ちに気付いていなかった
自分の不甲斐なさを呪ったよ
リノとアヤノ、アヤノとユウスケ、そしてユウスケと俺がぎくしゃくしたことで仲の良かった4人はもう見る影もなかった
でも俺はまた4人で遊びたかったんだ
5年後も10年後も4人で一緒に居たかった
崩れた関係を元通りにするために俺は奔走した でも現実は漫画みたいに上手くいかなかった
全員と気まずくなって孤立するアヤノに気を回したら彼女であるリノとぎくしゃくするようになる
かと言ってリノを優先したらユウスケもアヤノも離れていく
ユウスケと仲良くしてもアヤノが戻って来づらくなる
もう修復不可能なところまで来てしまったんだとそこで気付いた もう誰も見てないか
結局俺はアヤノに根回ししてからリノをこっ酷く振ってアヤノとリノを仲直りさせてから誰とも連絡を取らなくなった
先の人生を考えたらアヤノにはリノが必要でリノにはアヤノが必要だろうと思ったからそうした
そんな感じで俺の初彼女は1ヶ月半くらいで消えましたとさ 見てたで
男女グループってやっぱ色々大変なんやろな 3月に高校の同窓会があって久々にユウスケと会ってさ
ユウスケはまだ一応アヤノとたまに連絡を取り合ってるらしい
アヤノからの連絡を見るにまだリノとは仲良くしてるみたい
それだけが唯一の救いだったよ >>26
遅くまで付き合ってくれてありがとな
男女の友情なんてものは存在しないってことがよくわかる例だったよ
思春期にこれを経験した俺の脳は破壊されて以降女の子と良い感じになっても逃げるようになりました…… >>28
結局1時間近く経っちまったな
長くなってすまんかった >>31
高校1年生なんてこんなもんよ
今考えれば確かに幼稚だったけどね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています