紀元前の古代から15世紀ぐらいまで中国は一貫して世界No.1だった。 国力、軍事力、文明、技術、あらゆる分野で。 11世紀にはルネサンスが起きてヨーロッパより400年先行していたチート国家だった。

15世紀を境に中国は内向的になって衰退。ヨーロッパは大航海時代やルネサンスや産業革命などを経て急激に力をつけ、19世紀には完全に力関係が逆転し中国は ヨーロッパ帝国主義の食い物にされる。

アヘン戦争後も中国は「眠れる獅子」と思われていて植民地にするにしても皆遠慮していた。 かつては世界No.1だった中国の潜在能力を恐れていたからである。

そして、日清戦争で無名国家だった日本に惨敗し中国に対する認識が完全に変わった。以後、ヨーロッパ諸国は遠慮なく中国分割を始めた。