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俺とミュウ
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0001ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 11:38:33.922ID:xLnivaQp0
ミュウ「俺は心が読める・・・」

ミュウ「おっさんの人生って大したことねえだろ」

俺「おい、ミュウ・・・」

ミュウ「なんだよ」
0002ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 11:40:34.634ID:xLnivaQp0
ミュウ「おっさん彼女いねえだろ」

俺「だからなんだよ」
0003ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 11:41:42.006ID:xLnivaQp0
ミュウ「仕事してないだろ」

俺「だから何だよ、俺にはお前がいる」
0004ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 11:43:31.807ID:xLnivaQp0
ミュウ「そろそろ考え直した方がいいんじゃないのか?その件」

俺「その件て、お前な・・・」
0005ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 11:46:38.017ID:xLnivaQp0
ミュウ「白人でもないし。あんま調子こいてるとまた痛い目にあうぞ、この前警察に捕まっただろ」

俺「アレはなぁ・・・俺は悪くないんだ」
0006ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 11:48:59.301ID:xLnivaQp0
俺「もし無視していたら、どうなっていたと思う。あのまま怪奇現象が無制限に拡大して、絶対に犠牲者が出ていた」

俺「俺はそれを防ぐために・・・」

ミュウ「ごたくはいい」
0007ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 11:51:14.741ID:xLnivaQp0
ミュウ「おっさん。おっさんは優しい人間だ。俺はよく知ってる」

ミュウ「しかしネットを見ろ。その程度でみんな納得するようだと思うのか」
0008ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 11:54:42.270ID:xLnivaQp0
ミュウ「彼らを納得させるには、もっとパンチが必要だ」

ミュウ「それは今のおっさんには欠けているものだ」

俺「しかしパンチを鍛えれば、平和が遠くなる」
0009ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 11:56:53.945ID:xLnivaQp0
ミュウ「それは確かにそうだ。平和を重んじるのはいいことだ」

ミュウ「ところで・・・子供は作らないのか?」

俺「それはまだ考え中だ・・・」
0010ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 11:59:26.223ID:xLnivaQp0
ミュウ「おっさんは義務を果たしていない。そういう、非現実的な人間になってしまったんだ」

ミュウ「何が現実主義だ」
0011ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 12:02:19.187ID:xLnivaQp0
俺「May be.それが現実主義なんだ」
0012ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 12:03:37.342ID:xLnivaQp0
俺「でも俺は・・・あの時からそうはいかなくなった。お前に出会ってから・・・」
0013ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 12:07:48.050ID:xLnivaQp0
俺「ミュウ、お前を失いたくない。お前を愛していたい、お前を・・・誰からも守ってやる」

ミュウ「・・・」

俺「覚えてるか、あの日々を。俺がもっと青臭かった頃のことを」
0014ひしょ ◆GJD4en/kB.
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2023/06/25(日) 12:09:01.419ID:xLnivaQp0
ミュウ「考えた方がいい」

俺「考えないさ。これからもずっと・・・」
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