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2023/06/17(土) 23:42:51.227ID:TnK2rDdQ0「最近、縄文文化について注目が集まっていますが、生粋の日本人は縄文人です。弥生時代以降になりあとから渡来人が大陸・半島からやってきて「東の縄文人、西の渡来人」という区別がつきました」（民俗ライター）
関西人の外見的特徴であるキツネ目、えらの張った顔つきは半島系に近く、西日本人に広く一般的な言動の激しさやすぐに手が出てしまう乱暴さは大陸的である。広島、山口、愛媛、福岡など心なしか治安が悪い場所が多いのも、気質の違いか。
ちなみに一般に日本で少数民族扱いされる沖縄の琉球人や北海道のアイヌ人は、いずれも本土と異なる土地にとどまった古来の縄文人だ。毛深さや入れ墨文化、独自のアミニズムの存在など共通点も多く、琉球人もアイヌ人も生粋の日本人といえる。しかし・・・
「よく琉球・アイヌの人たちを異民族扱いする人がいますが、同じ縄文人である以上同胞であることに変わりはありません。それよりも、沖縄を除く西日本人の方がよほど乖離が激しく、アジア系先住民族とみなせるでしょう」（先述の民俗ライター）
日本の歴史は常に東西の分裂の歴史であった。中世の初めには「東の源氏、西の平家」の対立軸があった。さらには戦国時代は関ヶ原の戦いがあり、明治維新の差異には佐幕派の東軍・新政府軍の西軍の武士同志が内戦を繰り広げている。
「私たちは日本国の国民ですが、近代国家としての日本国つまり日本政府の起こりは明治維新です。日本政府は江戸幕府の継承国であり、江戸幕府を作ったのは愛知出身の徳川家康。そして武家政権としての幕府の起こりは源氏の鎌倉幕府。ということは今の日本の原型を作ってきたのは常に一貫して東日本なのです」（日本史ウォッチャー）
たとえば明治以前には標準日本語という概念は存在せず、地域が違えば意思疎通も困難だった。標準語のベースになっているのは江戸の上級武士が話す「山手ことば」である。つまりは正式にいえば「関東語」だ。また日本食の代表格である寿司も、私たちが普段食べるものは江戸前にぎり寿司という江戸っ子の文化で、関西には「なれ寿司」というドロドロした発酵食品の寿司文化の歴史があり、別物の食べ物にしか見えない
「日本人のソウルフードといえば味噌汁ですが、関東のほか宮城・名古屋など東日本で盛んな食文化で、関西では味噌の味に不慣れな高齢者が大勢います」（フードファイター）
このように一般に日本文化や日本人の礼儀作法とされるものはほぼすべて鎌倉〜江戸期の東日本の武家文化に行きつき、西日本人は明治以降、あるいは戦後になって染まったものばかりなのだ。
日本人の哲学の基本とされている「禅の教え」は、鎌倉仏教に起因するもので、宗教風土の異なる西日本人には縁が薄いものだ。禅哲学はじっと自分の内面を思案するもので、良くも悪くも日本人特有の寡黙さや真面目さに通底しているが、後先を考えずに表立って乱暴な言葉が口から飛び出たり拳や石が飛んでくる西日本人の「民族性」とは相容れないものだ。
「禅宗の最大手である曹洞宗には福井と横浜に2つ本山がありますが、いずれも東日本です。東日本に限れば仏教宗派で最大手ですが、西日本では浄土真宗が圧倒的なので日本最大の仏教勢力は浄土真宗ということになるのです。西本願寺も東本願寺も同じ京都市内にあり、西日本宗教なのです」（宗教観察家）
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