陸自射撃場発砲事件 陸自が死亡した隊員の名前を公表
2023年6月15日 15時56分

岐阜市にある陸上自衛隊の射撃場で、実弾射撃訓練中に隊員が銃撃され2人が死亡、1人がけがをした事件で、陸上自衛隊は15日午後、3人の名前を公表しました。

それによりますと、死亡したのは名古屋市の守山駐屯地に所属する第35普通科連隊の菊松安親1等陸曹(52)と八代航佑3等陸曹(25)です。

菊松1曹は胸を、八代3曹は脇腹をそれぞれ撃たれたということです。

また、原悠介3等陸曹(25)が左足の太ももを撃たれ、全治3か月の重傷だということです。

陸上自衛隊トップの森下泰臣陸上幕僚長は、15日の記者会見で「亡くなった2人のご冥福とけがをした隊員の一日も早い回復を祈っている。今回の事件は、武器を扱う組織としてあってはならないことで、原因究明と再発防止の徹底を図っていく」と述べました。