2023年1月上旬、静岡県沼津市内のJR東海道本線の踏切6カ所で、非常ボタンを立て続けに押し、列車の運行を妨害したとして、神奈川県に住む男子高校生が書類送検されました。男子高校生は「電車を撮りたかった」と話しているということです。

威力業務妨害の疑いで書類送検されたのは、神奈川県横須賀市に住む男子高校生(17)です。

警察によりますと、男子高校生は、23年1月7日午前7時ごろ、JR東海道本線の三島駅と沼津駅の間の西寺脇踏切から第二中石田踏切までの間で、6カ所の非常ボタンを立て続けに押し、列車の運行を妨害した疑いが持たれています。

男子高校生は「電車を撮りたかった」と話していて、容疑を認めているということです。

最初に非常ボタンが押された西寺脇踏切から最後に押された第二中石田踏切までは約2km。18分の間に合わせて6か所の踏切の非常ボタンが押されていて、警察は男子高校生の移動手段などについて調べを進めています。

JR東海は、当時、安全確認作業などによって、列車29本に運休や遅れが生じ、4970人の利用者に影響が出たとしています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/538407?display=1