プログラミングスクールの受講生である女性に対し、オンラインの講義中に自身の下半身を露出したとして、警視庁は講師の男性(34歳、山口県在住)を公然わいせつの容疑で逮捕しました。警察によると、男性は複数の女性受講生がいるオンライン授業中に、ウェブカメラを通じて下半身を露出したとされます。この行為により、女性受講生の授業に対する妨害が発生しました。

 男性は1月から2月にかけて、自宅からパソコンを使用してオンライン授業にアクセスしました。その際、ウェブカメラの映像に自身の下半身を露出させ、女性受講生に対してわいせつな行為を行った疑いが持たれています。

 公然わいせつ罪は、一般の人々が見ることができる場所でわいせつな行為が行われた場合に成立します。この事件では、オンライン授業の参加者が限られていましたが、一般の人々にも閲覧可能な状態で行われたため、公然わいせつの要件を満たすとされています。

 今回のプログラミングスクールでは、Google Meetと呼ばれるビデオ会議ソフトウェアを用いてオンライン授業が行われており、受講生は自宅からインターネットを通じて参加していました。授業中にウェブカメラが使用され、受講生と講師がビデオ通話で対話していたと報じられています。

 警察は、この事件に関連して、講師が公然わいせつな行為を行ったことを確認するために、関係者や証言を調査しています。また、プログラミングスクール側も事件についての調査を進めており、受講生の安全を確保するための対策を検討しています。