オナニーをしなければならない理由がありました。

英国のユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で行われた研究により、霊長類の自慰の起源が少なくとも4000万年前にあったことが判明。

また自慰には立場の弱いオスが子孫を残すのを助けたり、ライバルの精子との競争に勝ったり、健康を維持するなど進化的、生物学的に重要な利点があることが示されました。

私たち人間や近縁の霊長類たちが自慰をするのは意味のない快楽のためであると長い間信じられてきましたが、研究結果は「自慰をしなければ遺伝子を残せなかった」という厳しい現実を浮き彫りにしました。

先祖から連綿と受け継がれてきた「4000万年にわたるオナニーの歴史」に迫ります。

研究内容の詳細は2023年6月7日に『Proceedings of the Royal Society B』にて掲載されました。

https://nazology.net/archives/127489