太閤にぶら下がった
皺の数を数える瞬間に雷の音をかき消す
約束された明日はない

イガ栗の夢を見る羊にはなりたい鬼がいた
雪の中で寒さに集まる理がないことを憂う霧
模様の上から許されたいんだ

人月を超えて山からの恵みをヒルが独占するんだけど
唯一の誤算はまだ生きている魚
オレンジ色が酒を飲み干す虎になりたいと願うことがいちじくを救うことになる