タレントの「めるる」こと生見愛瑠が、12月15日放送の『そんなコト考えた事なかったクイズ! トリニクって何の肉!?』(テレビ朝日系)に出演。ロックバンドの『Mr.Children』を「知らない」と発言したところ、旧世代の視聴者から非難を浴びてしまった。

問題のクイズは、冒頭で出題された「日本の人気アーティストを漢字で表す」という場面だった。ヒントとして出されたのは、「桜」「子」「人」「彩」といった漢字。解答者はあまりピンと来ていなかったが、正解は『彩り』などのヒット曲を持ち、ボーカルが桜井和寿、名前に「子ども」を意味する単語が入っている「Mr.Children」だ。

2つ目のヒントは、「桜井」という名字が出される大ヒントになったのだが、めるるはここまで言われてもハテナマークを浮かべた表情。パネルには「桜井彩子さん」と書き、全く分からない様子を続ける。

その後には正解が発表されたのだが、めるるは「ミスチルの存在は知りませんでした」と告白。クイズ以前に、元から「ミスチル」を認知していなかったことを明かしたのだ。

年齢層が高めな共演者からは驚きの声があがり、視聴者からも

《めるる、ミスチル桜井を知らんか…もう10代はそうなんだね》
《ミスチルを知らないと言うのが衝撃過ぎた!》
《若いから世代的にわからないのか、めるるって子だけが単に知らないだけなのかな…》
《めるるがミスチル知らないって聞いて、ついにミスチルを知らない世代が現れたんだって思ったわ》
《めるるミスチル知らないの!? ミスチル知らない人とかいるん?》

といった驚きが続出。まるでめるるが非常識かのような言葉を浴びてしまった。

「これに驚くのは、時代の変化についていけていない老害の証拠。『ミスチル』が誰もが知るヒット曲を量産していたのは00年代までの話。最近は3年に1枚のペースでしかシングルを出しておらず、この12年間でのリリースは5枚のみ。昔の威光と固定ファンで食っているだけで、ジャンルとしては消えたバンドにカテゴライズするのが妥当です。そもそも、18歳のめるる世代にとっては、『ミスチル』の全盛期を知らないのも、リアルタイムでヒット曲に触れていないのも、代表曲を知らないのも、全ておかしくない話。カルチャーや趣味が多様化した現代は、オジサン・オバサンの若い頃と違い、みんなが同じアーティストを聞くなんて時代ではないのです」(サブカル誌記者)

若い頃、世代的に馴染みがないだけのものを「○○も知らないの!?」と上の世代から小馬鹿にされ、イラッときたことが誰しもあるはず。その時の感情を忘れず、下の世代を馬鹿にするべきではないと、大人世代は肝に銘じなければならない。

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