川端康成って、何がいいの……?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
今までよんだもの
伊豆の踊子 まあよかった
掌の小説 よかった
乙女の港 つまらん
眠れる美女 よかった
片腕 よかった
雪国 序盤で芸者と話し出してから意味不明
古都 祇園祭おわったあたりから意味不明
次は千羽鶴、そして山の音 複雑な心模様を描きながらも人間の持つ卑しさを感じさせない濁りのない清澄な筆致、でしょうね…(適当) 文章表現が綺麗だよ
雪とか滝とか風の音とか夕闇などについて日本語で描写してるときの風韻はとても優れてる 川端は片腕とか眠れる美女みたいな変態的な作品が魅力だな
なんだかんだこいつもエログロナンセンスの時代の作家で乱歩と同時代人だから 鴎外以外にも書いてるのかと舞姫読んだけど
何か起きそうな雰囲気を引っ張り続けて何か起きそうな雰囲気のまま終わったな
超クソアホカスにつまんなかったけど最後まで読ませるんだから凄いんだろうなってなった よく言われる、川端康成が「日本的美を繊細に表現した」とか言うのは、正直、何を指して言ってんのか分からん
こういう事言ってる人って、近代以前の文学だとほかに何を読んでるの 映画でも小説でも批評するときに分かるのは自分自身のレベルだから 川端の文章は、特に年を取ってからは、徹底的に純化され浄められた結果残る人間本来の内奥に秘められた湯気を立てて蠢く性欲や恐怖を臆さず露わにしている
雪国とか古都とか伊豆あたりではまだ若々しい爽やかさがあるけど >>11
川端は、例えば三島由紀夫とか志賀直哉とかみたいな硬さやロジカルさの代わりに感傷的で女的な繊細さが文章にある
俺はそれが日本的だと思う >>13
古都は晩年の作品なんだが、何いってんのお前 川端は、「眠れる美女」や「掌の小説」みたいな退廃的だったりナンセンスだったりする文章が持ち味なんだけど、
「トンネルを抜けると雪国だった」くらいしか読んでない人たちが「風景描写が綺麗」とか言っている印象 ノーベル賞とったからな
分かりやすい業績がある分
他の文豪よりは凄いだろ 川端の眠れる美女とか山の音は三島が書いた説とか共作説とかあるけどどうなんだろうね 山の音と眠れる美女が傑作だと言ってるなら分かるし、伊豆の踊子みたいな比較的爽やかな小説が人気なら分かるのだが、
芸者と不倫するだけの小説が傑作扱いされていて、なんか「日本の美」を表現してるとか言われている、という不思議さ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています