コナン「そこに掛けてある斧で赤ワインの樽を割るんだ!」←これ
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赤と白って工程が全然違うから樽がある場所だとおそらくどちらか片方しかないぞ。詳しくは知らんが垢を作るための蔵なんじゃねーの 白ワインが入ってる樽ってなんかあんま想像つかないわ ワインの基本的な製造工程としては、ブドウから搾汁した後、発酵と圧搾をし、熟成させます。
その後、澱引きして瓶詰めをするという流れになります。
このときの「熟成」の段階で木樽やタンクが使われます。
赤ワインは木樽を使って熟成させ、白ワインはステンレスやコンクリートを使ったタンクで熟成させることが多くあります。
一部、ボジョレー・ヌーヴォーなどの若飲みタイプの赤ワインはタンクを使い、ブルゴーニュ産の白ワインなど高級な白ワインの場合には木樽を使って熟成させます。 どうして多くの白ワインはステンレスやコンクリートのタンクで行うのか、その理由は白ワインの性質にあります。
ワインには、何十年にも渡って熟成させるタイプと、数年熟成させるタイプ、醸造してすぐに飲む若飲みタイプの3種類あります。
このうち、何十年にも渡って熟成させることのできる寿命の長いワインにはタンニン(渋味成分)が多く含まれており、このタイプのワインは、空気を浸透させる木樽を使うなどして長い間、少しずつ酸素に触れさせることで熟成させていきます。
タンニンはブドウの果皮や種から抽出するもので、白ワインを造る際には果皮や種からの成分をなるべく入れ込まないようにしているため、白ワインには赤ワインほどタンニンが含まれていません。
赤ワインに比べて寿命の短い白ワインを熟成させるときには酸素とあまり触れさせないようにして、フレッシュな味わいとフルーティーな香りを感じやすいものに仕上げます。
そこで、白ワインの熟成には空気の出入りのほとんどないタンクを用いています。
そのため、フレッシュな味わいを楽しむ若飲みタイプの赤ワイン、ボジョレー・ヌーヴォーもタンクを用いて熟成されています。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています