イラストレーター側の問題提起や批判を受けて『pixiv』は5月9日、AI生成作品に関連するガイドラインの改定を予定していることを発表。

翌10日にはイラストレーターに金銭を支援できるファンコミュニティサービス『FANBOX』にて、AI生成作品の取り扱いを一時停止することも発表し、
続けて12日には有償でイラスト執筆を依頼できる『pixivリクエスト』においてもAI生成作品の取り扱いを当面のあいだ禁止することを発表しました。

要するにAI生成作品はこれまで通り投稿はできるものの、そうした作品を使って金銭を得ることができない状況となりました。

そしてこの流れは『pixiv』だけにとどまらず、『pixiv』が『FANBOX』での取り扱い停止を発表した同日、
後を追うように同様の支援サービスを提供している『ファンティア』が取り扱い一時停止を発表。

翌11日には二次元総合ダウンロードショップ『DLsite』がAI生成作品を利用した漫画、CGイラスト、動画、素材集の販売の取り扱いを停止(ノベル、ゲームは継続)します。
そして12日には同人誌の通信販売サイト『とらのあな』が電子書籍におけるAI作品の登録受付を一時停止を発表するなど、
多くのイラスト系サービスがAI生成作品の取り扱いを一時停止する事態となりました。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20230514-00349474