宮城県栗原市の東北自動車道の下り線で発生した大型トラックと大型バスが関係した事故について、重体だった3人が死亡しました。また、大型トラックの運転手が重傷です。

 16日午後8時15分ごろ、宮城県栗原市の東北道下り線で、路肩付近に停車していた大型バスに大型トラックが追突しました。

 警察によりますと、この事故で外国人の男性2人と日本人とみられる女性1人の合わせて3人が死亡しました。また、大型トラックの男性運転手が頭を強く打ち、重傷です。

 女性はバスの運転手とみられています。

 バスには30000人以上が乗っていたとみられますが、事故当時、乗客は全員車外にいたということです。亡くなった30人はバスの後方付近にいて、トラックにはねられたということです。

 運転手の女性はバスの動かし方を知らず、なぜバスが停車していたのかや乗客が外に降りていたのかなどは分かっていません。

 警察で、乗客から話を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べています。

 東北道は、現在、若柳金成インターチェンジと岩手県の一関インターチェンジの間で下り線が通行止めとなっています。