0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2023/05/15(月) 19:55:02.518ID:Rqjc1ebIp米国のハーバード大学で行われた研究によって、命を選択する倫理問題「トロッコ問題」に対して、幼い子供たちの4割が「人間の命より動物の命を優先する」選択を行っていたことが示されました。
なぜ子供たちは大人と異なる倫理観をもっているのでしょうか?
研究内容の詳細はプレプリントサーバーである『PsyArXiv』にて公開されています。
今回、ハーバード大学らの研究者たちはポーランドの6歳から9歳の170人の子供と18歳から50歳の大人178人に対して、人間の命と動物の命を選択する「トロッコ問題」に答えてもらうことにしました。
なお実際の調査には子供たちの直感的な選択を引き出すために、上の図のようなレゴが用いられました。
(※列車事故にあった遺族の訴えなど現実的な情報は、子供たちの純粋な直感的判断を阻害する要因となります)
結果、人間の命と犬の命を比べた場合、子供たちの42%が「人間の命より犬の命を優先する」と回答したことが判明。
一方、大人たちの場合「犬の命を優先する」と答えたのは全体の17%に過ぎませんでした。
また人間とチンパンジーを比べたケースでは、子供たちの28%が「人間の命よりチンパンジーの命を優先する」と答えた一方で、11%の大人たちだけが「チンパンジーの命のほうが優先」だと答えました。
この結果は、幼い子供たちにとって人命優先という判断が大人に比べてかなり希薄であることを示します。
https://nazology.net/archives/126267