【SS】私が自殺しても
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私「あなたは受け入れられる?」
俺「は? 何言ってんの?」
私「えへへ、私……本当は愛とか恋とか、もうやめようって思ってたんだ」
俺「じゃあなんで俺と付き合った」
私「親から脱走したかったのと、自殺するため!」 俺「は? 意味分かんないんだけど」
私「あなたは私の事好きだから付き合ってくれたんだよね。でも結婚まで考えてるわけじゃないよね?」
俺「そりゃ俺は学生だし、まだ付き合って一年も経ってないし……」
私「いやー、あのね。自殺するための愛とか恋だったの。初恋と共に散ったんだ、私には愛とか恋とか似合わないって」 俺「とにかくさ」
私「何?」
俺「自殺とかやめてくれよ」
私「へ?」
俺「……」
私「何で? こんな価値のない女なんて自殺するのが最適解。合理的」
俺「ぜんっぜん合理的じゃねえよ!!」
私「……っ!」 私「……穴モテは得意なんだ」
俺「……」
私「なまじっか胸はあってね」
俺「お前を選んだのは、胸じゃねえ」
私「じゃあ何? 若さ? 私の顔、もうどうしようもないぐらい終わっててさ」
俺「かわいい!!」
私「みんなそう言う。ブスにはかわいいって。それ、褒め言葉じゃないから」 俺「ちげぇっつの!! なんでお前は分からずやなんだ!!」
私「へへ、私ハッタツだからさ、そこら辺分かんなくて」
俺「そういや、お前とキスしたこと無かったな」
私「だって私口臭いし……それに、私みたいなのは」
俺「……!」(無言でキス)
私「〜〜〜っ!?」 俺「コーフンした、勃起した、責任取れ」
私「は、何その態度……? やっぱり私なんて穴モテの……」(涙声)
俺「今のは冗談……って、お前に冗談なんか通じないか」
私「も、自殺する……! これは決定事項! 私はファーストキスをあげた人と結婚出来なきゃ死んでやるの!」
俺「ホントお前って極端だよな……分かった、そのさ、2年後」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています