https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230506/K10014058731_2305061532_0506153304_01_03.jpg
ラフティングのボート転覆 大学生の死亡確認 群馬 みなかみ町

 5日午後、群馬県みなかみ町の利根川でラフティングのボートが転覆し、19歳の大学生の行方がわからなくなっていましたが、6日朝に現場付近で大学生が意識不明の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。警察は事故が起きた状況や原因などを詳しく調べています。
 5日午後4時ごろ、群馬県みなかみ町小日向の利根川でラフティングのボートが転覆し、乗っていた人が川に投げ出されたと消防に通報がありました。

 ボートには7人が乗っていて、このうち6人は別のボートに救助されるなどして無事でしたが、埼玉県伊奈町小室、大学1年生本田啓祐さん(19)の行方がわからなくなっていました。
 警察と消防は6日午前5時ごろから捜索を再開していましたが、現場付近で本田さんが意識不明の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。
 警察によりますと、現場は川が岩場の間を蛇行し流れが速くなっているところで、複数の業者がラフティング体験を行っていて、大学生はラフティング業者が主催するツアーに友人5人とともに参加していたということです。