九大、メビウスの輪を採用して初の1次元自由度の劣決定リンク機構を創成
著者:波留久泉

 九州大学(九大)は4月24日、6つの合同な四面体が数珠つなぎに輪をなして連なった折り紙である「カライドサイクル」の構造を数学的に解析し、環状のリンク機構を離散的な曲線として定式化することにより、メビウスの輪と同じつながり方を持つ「メビウス・カライドサイクル」の構成に成功したことを発表した。