ソニー・ピクチャーズは、ポリフォニー・デジタルが開発するドライビングシミュレーターゲームを原作にしたハリウッド映画『グランツーリスモ』の予告映像を初公開した。本作は2023年9月の公開を予定しており、今回の発表にあわせて日本語版のポスターと場面写真もお披露目された。

1997年に第一作を発売した『グランツーリスモ』は、全世界でシリーズ累計9000万本を売り上げたドライビングシミュレーターである。本シリーズは「オリンピックeスポーツシリーズ」や「国体・文化プログラム」の競技種目に選ばれているほか、2008年から2016年にかけてはゲームのトッププレイヤーからプロレースドライバーを養成する日産・プレイステーションとの共同プロジェクト「GTアカデミー」も展開。当初は存在が疑問視されていたものの、結果的に10人以上のプロ選手を排出した。

 発表によると、今回の映画版は「GTアカデミー」を経て2012年にプロデビューを果たしたヤン・マーデンボロー氏の実話をもとにしたストーリーで展開。マーデンボロー選手を務める主役は『ミッドサマー』で知られるアーチー・マデクウィさんが務める。また、GTアカデミーの発起人である「ダニー」役にはオーランド・ブルームさん、トッププレイヤーたちの指導役「ジャック」にはデヴィッド・ハーバーさんをそれぞれ起用しているようだ。

https://news.denfaminicogamer.jp/news/230502t