井上容疑者:
誰でもいいので殴るため、バットを持ち歩いていた。怒りがこみ上げてきたのでやった。

事件は4月30日、神奈川・相模原市の温泉施設で起きた。

井上容疑者は午後10時頃、施設の入り口付近にいた54歳の女性をバットで殴り、殺害しようとした疑いが持たれている。

凶器のバットは、井上容疑者が自宅から持ってきたものだった。

利用客に広がる不安
事件から一夜明け、客からは不安の声が上がっている。

家族連れの利用客:
普通に考えたら、ありえない。

家族連れの利用客(子ども):
家族で来てるから大丈夫なんだろうけど、ちょっと気を付けます。

利用客:
怖いですよね。(温泉施設に)癒しを求めに来てたんで、ちょっと恐怖心が芽生えた。

警察によると、被害に遭った女性は、入り口の靴箱のあたりで後頭部を後ろから殴られたという。

井上容疑者は女性と面識はなく、また現場周辺で同様の事件は起きてはいないという。

警察の調べに対し、井上容疑者はこう供述している。

井上容疑者:
むしゃくしゃしていたので、誰でもいいからバットで頭を殴ろうと思った。

また、「自分のしたことなので間違いないが、殺すつもりはなかった」などと話し、容疑を一部否認している。



https://news.yahoo.co.jp/articles/c2bdee6f01c59c5c8daaedd1af4f7b99137d2c12