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2023/04/28(金) 20:25:38.807ID:MqXU65p1p転売屋が、苦境に立たされている。
2022年は、転売屋にとって歓喜の1年だった。コロナ禍が継続したことでプレイステーション5やニンテンドースイッチといったゲーム機などの巣ごもり需要が継続したうえ、世界は慢性的な半導体不足に悩まされており、電子機器類全般の供給量が少ない状況にあったため、iPhoneなども在庫不足が目立った。
極端な話、iPhone14 Proとプレステを50台ずつ購入できれば、利益は300万円を超える。それだけで生活していくことも難しくなかった。
しかし、2023年は転売屋にとって苦境の1年といえそうだ。半導体不足が解消ムードへ向かったことで、ゲーム機の供給が大幅に増えた。実際、2022年はどこへ行っても見つからなかったプレステ5だが、2023年4月中旬に秋葉原の小売店を調査したところ、取扱店舗10店のうち7店で在庫が確認できた。在庫不足は解消されたと思っていいだろう。ちなみにニンテンドースイッチは10店中9店に在庫があった。
そして4月には、すべての買い取り業者がプレステ5とスイッチを定価以下で買い取るような状況となっている。
ゲーム機バブルの終焉(しゅうえん)で閉店を余儀なくされた転売屋もいるなか、次の商品をしっかり見つけた者たちもいる。それはポケモンカードの拡張パック「クレイバースト」と「スノーハザード」シリーズだ。
ポケモンカードは転売対策に、外箱に巻かれている包装を破って捨ててしまう店も多い。しかし店によってはそのまま売ってくれる。お店側も背に腹は代えられないわけで、転売を黙認しているともとれる。
先述の飯塚さんもそういったお店を見つけ「10時間並んだ」と話す。
このシリーズは箱で買うと定価が約5000円で、フリマアプリなどでは1万2000円程度でさばける。アプリの手数料を引くと、利益は5000円程度残りそうだ。しかし、5000円を得るために10時間並んでしまっては、コンビニバイトのほうが効率よさそうだが、本人は「僕は転売屋としてやっていくと決めたので。これからはポケモンカードをメインにしていきますよ。稼げなくなった分は並びを増やしてカバーする」と話す。
バブルが去ったあとに待っていたのは、時給500円の孤独な並びだった。
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