口の中で3年間魚を育て続けているリスナー・ボーン(34)さんはこう主張する。
「魚に痛覚が無いなんて嘘です。イノシシやクマをハンティングすることに反対している人は魚釣りにも声を上げるべきです。究極的に言えば、魚にも人と同じ権利を認めるべきなのです」

愛魚のチムニーちゃんを口の中で泳がせながら器用に声を発するボーンさん。
寝る時や食事中以外の時間はほとんど口内にチムニーちゃんを泳がせて暮らしている。

魚の温もりを誰よりも肌で感じてきた男の声は、はたして人々の耳に届くのだろうか。

「人は他者を思いやることのできる存在です。魚の権利を認めることは決して難しいことではありません」ボーンさんはそう語ると、チムニーちゃんをつるりと喉に流し込んだ。
https://fishrights.com/archives/59731