神奈川県警は21日、女性のスカート内をスマートフォンで盗撮したとして公安第二課の男性巡査部長(38)と、職場で女性職員のサンダルに体液をかけたとして相模原南署交通課の男性巡査長(41)をそれぞれ減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にした。2人とも同日付で依願退職した。

県警によると、巡査部長は1月28日午後8時35分ごろ、横浜市西区のコンビニで利用客の女性(34)のスカート内を盗撮したなど、としている。目撃者らから110番通報を受けた戸部署員が警察署に同行した。

巡査長は同12月31日午前4時20分ごろ、勤務する相模原南署の行政事務室に正当な理由なく侵入し、その場で女性職員のサンダルに体液をかけて汚損した、としている。同日朝に女性職員が上司に報告して発覚。事務室に出入りする可能性のある巡査長らのDNA型の採取をする中で自身の犯行を申告した。「女性の履物に興味があり、性的欲求を満たす目的」と供述。県警は今月21日に住居侵入と器物損壊の疑いで書類送検した。

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