キャンプ場で倒木 テントで寝ていた29歳の女性が下敷きになり死亡 「根腐れ」が原因か

きょう未明、神奈川県相模原市のキャンプ場で夫婦が寝ていたテントの上に木が倒れ、妻が死亡しました。

きょう午前3時20分頃、相模原市緑区にある「新戸キャンプ場」で、「テントの中の男女が倒木の下敷きになっている」と夫婦の友人から110番通報がありました。

警察によりますと、高さおよそ18メートル、太さ70センチほどの木が根元から折れてテントに直撃し、中で寝ていた夫婦が下敷きになったということです。

2人は胸を強く打ち病院に運ばれましたが、およそ2時間後に、妻で東京・武蔵野市の会社員・中村まりなさん(29)の死亡が確認されました。

夫(31)は肋骨を折るなどの重傷です。

警察によりますと、木が倒れた原因は「根腐れ」だとみられるということで、事故の詳しい原因を調べています。

警察とキャンプ場によりますと、中村さん夫婦は友人2人と、きのう午前10時からこのキャンプ場に滞在していて、事故当時は12組19人が宿泊していたということです。

キャンプ場側は、取材に対し「キャンプ場内を毎日点検しているが、倒れた木は問題なかったので驚いている。今後も安全対策を行う」としています。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/38f8c60c32e9bd912ff968b594cefb32be87b8d2