アジア各国の軍隊の最新式ライフルを見てみるスレ
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日本：豊和工業 20式小銃
https://i.imgur.com/Q6E1Mj2.jpeg
・採用されたてほやほや
・G36、HK416、AUG、SCARとの競合を勝ち残って採用
・離島防衛を想定して開発され、高い防錆性や排水性を併せ持つ、島国の為の銃
・先代の89式小銃にあった3点バースト機能は廃されている
・アクセサリーを載せるためのレールは上面以外は標準ではついておらず、M-LOKというシステムを介して必要に応じて追加出来る
・陸上自衛隊の水陸機動団等に優先して配備が始まっている、今のところ悪い話は聞かない
・が、現状バレルが330ミリ（13インチ）のみしか用意されておらず、これはちょっと短め、命中精度は欲張れないかも
・しかし地味にアメリカで評価の高い銃器パーツメーカーであるBCM社のグリップを標準装備している、これは閉所戦闘に適性があるモデルである
・タイミングが悪いなど色々言われるが、ひとまず設計が新しい最先端の銃であることは確か
・実はこの横に折り畳めそうなストックは折り畳めない 中国：第208研究所（ノリンコ）及び重慶建設工業有限責任公司 191式自動歩槍（QBZ-191）
https://i.imgur.com/AwnPIkM.jpeg
画像はカービンモデル
・こちらも採用されたてホヤホヤ、2019年の軍事パレードでお披露目された
・先代の95式自動歩槍と比較してまずレイアウトが違う、ブルパップ方式を採用せず従来型のライフルとなっている
・人間工学を取り入れたアンビ（左右両用）設計で、中国銃器として見ると随分垢抜けた
・M-LOKではない独自パーツだがハンドガードにレールを追加でき、アクセサリーの装着が可能
・カービン―突撃銃―マークスマンモデルまでバレル長のバリエーションが用意されており、上述した特徴と合わせて様々な状況に対応できるとされている
・カタログスペックで目立つ欠点はない、マガジンの装填方式が少し難しいAK方式な事くらい
・既に人民解放軍と警察の一部で運用が確認されている 韓国：大宇精工（現S＆Tモーティー） K2
https://i.imgur.com/dhM9dLd.jpeg
画像上は発展改良型K2C1、下が素のK2
・素のK2は1985年から生産している
・先代のM16の後継として設計された、M16と共通の部品を持ちある程度製造過程を流用できる、M16より安いらしい
・簡単に言えば外観はM16、作動方式はAKを参考にしたとても堅実な作りで知られており、海外にも結構な数が売れた、名銃という評価も
・北朝鮮が持ってるっぽいのは大丈夫なんですかね
・イスラム国が持ってたのも大丈夫だったんですかね
・2016年から改良発展型であるK2C1が生産され、現代基準でも良好な使い勝手に……とはならなかった
・レールを追加したハンドガードに新たにアルミ素材を採用したところ、ある程度連射すると保持できない程の高熱を帯びる欠陥が報告された
・これは小銃では当たり前の、共通仕様と言っていいレベルの常識である、いい銃なのに変なところが抜けている、謎である
・フォアグリップを使えば解決する問題ではあるし現在ではレールカバーの追加もなされ改善されている
・「4ポジションのセレクターが使いにくい」という点を89式と共有している
・言わずもがな韓国は徴兵制を敷いているため、韓国人男性にとってはトラウマの象徴である 台湾：第205兵站廠 91式歩槍
https://i.imgur.com/NqlMzf4.jpeg
画像はショートバレルバージョン
・前身（86式）の前身（65式）の前身（64式）の前身であるM16の血が濃いがM16A4、M4A1、そしてAR-18の血が取り入れられた上連綿と繋がれ進化した
・が、結局その外観、設計運用理念共に米国のM4カービンにとても近い、クローンと言うわけではない
・2002年より生産開始、米軍でもM4の運用にこなれ始めたばかりの時期に同一のコンセプトで生まれたので、ポテンシャルは現在でも決して陳腐化していない
・他国への輸出も行っており、途上国を中心に採用されている
・画像の様に適宜レール付きハンドガードに換装する、アクセサリーを追加する、ショートバレル化する等柔軟な運用がされているようである
・弱点はオリジナルのマガジン、M16から続くSTANAG規格ではあるがバネの精度がイマイチでジャムが心配らしい、MAGPUL製マガジンを使った際の作動は大変良好だとか
・とても嫌なことだが出番が近いかもしれない 自衛隊の小銃は素直にSCARとかHK416にした方が絶対安上がりだったよな
いつまで豊和と癒着してるつもりなんだ シンガポール：STキネティクス（旧CIS社） SAR-21
https://i.imgur.com/5ke1Zor.jpeg
画像は改良型モデルのSAR-21 LCW
・実はシンガポールは地味に軍事強国として数えられる、そのシンガポールがM16S1（M16のライセンス生産品）の後継として1999年に発表したブルパップ式アサルトライフルである
・見てわかる通りポリマー製ブルパップライフルの父、ステアーAUGの影響が色濃い
・が、素のSAR-21はAUGの悪い所を踏襲し、1.5倍率のスコープを標準装備とした為に21世紀に入ってのスコープ類の発展から置いてけぼりを喰らい、割りと早目の陳腐化を招いた
・更にAUGの良いところである（早くからの）両利き対応設計は踏襲しなかった
・もっとも標準装備としていたスコープを廃し、かわりにレールを付ける等の改良はしっかりやったため銃としての完成度に大きな傷が付いた訳では無い
・AUGより良いところとして弾倉の互換性があり、オリジナルのシースルーマガジンはあるものの現在世界でもっとも普及しているSTANAG規格（M16等で使用される物）である
・バングラデシュ、インドネシア、ペルー等への輸出実績がある >>1
ストックは伸び縮みしそう
畳めないなら空挺で使いづらそう タイ：NRCアミュニション NARAC556（採用名は20インチモデルがMOD963ライフル、14.5インチモデルがMOD963アサルトライフル）
https://i.imgur.com/I7Pb50o.jpeg
画像はアサルトライフルモデル
・長年M16に慣れ親しんできたタイ軍にとって、その系列の銃を新規採用することは必然だったと言っていい
・2020年にタイ国内企業であるNRCアミュニションからの購入を発表、研究及び設計は軍との共同で進んだものとされている
・ガスブロックなどの特徴からHK416等と同じガスピストン式なのではないかと言われているが、情報の公開は限られている
・軍によるテストでは6000発の射撃でも問題を起こさず、一般的ストレステストに加えてタイの気候にも適性を示した
・バレルの長さが違うアサルトライフルモデルとライフルモデルの二種が採用となった
・タイに工業のイメージはないが、80％の部材をタイ国内で生産して組み上がっているとされる
・自国製品を採用することで軍事産業の活発化を誘いたい考えもあると思われ、実際2021年にはフォロワーとも言えるショートバレルライフル（DTI7）がお披露目された
・画像を見てわかる通り、バレル長に対してやや短すぎるレールハンドガードが弱点につながるかもしれない ベトナム：Z111ファクトリー ZTV-380
https://i.imgur.com/qRJZYL6.jpeg
・ガリルっぽいしAKっぽい、間の子である
・ベトナムの小銃はベトナム戦争の頃のAKMから50年変わっていなかったが2020年に発表され、更新が進んでいる
・元を辿れば開発を行ったZ111ファクトリーはベトナム戦争時にイスラエルの銃器メーカーIWI社によって建設された兵器工場であり、現在ベトナム国防省が管理している。
・また2014年にはベトナムはIWI社よりガリルACEを生産ライセンス付きで購入しており、縁と参考品が開発に繋がったと考えられる
・AKMのパーツを流用することが可能とされ、それまでの生産設備も有効活用されている、弾もマガジンも共用
・構造、機構はガリルとAKMのいいとこ取りを目指したとされるが、操作系はAKMに寄っているようだ、従来の操作からの転換が不要なのは大きなメリット
・2つの銃をミックスするのがそれ程上手くいくものか？と疑問が浮かぶが、そもそもガリルはAKとFALを参考に開発された銃であり、適合するのは必然であった
・アジア人の中でも特に小柄なベトナム人の体格に併せてストックの長さ等を工夫しているのではと推測されている
・ここまで非常に合理的で優れたカタログスペックだけ見て書いているが、実力は未知数 インド軍：カラシニコフコンツェルン AK-203
https://i.imgur.com/hmfpohp.jpeg
・インド軍が先代のINSASの後継として2019年に採用決定したロシア製アサルトライフル、言わずとしれたAKファミリー
・その正体はAK74を輸出向けに改良したAK100シリーズの中のAK103（AKMの弾薬を使うモデル）の外装を変更したもの
・世界最悪のアサルトライフルとして挙げられる事もあるINSASの後継が真っ当なライフルになった
・ダストカバーにレールが付き、照準器の装着が容易、だけどダストカバーなので整備のために外さなければならないのでその度に照準が狂うことになる、めんどくさそう
・実はINSASは普通の西側の弾、小口径高速弾の代表である5.56mmNATOを使っていたが、本銃は7.62mmロシアンショート弾を使う、大口径の旧式弾に戻った
・気候、風土をよく加味しドクトリンが定まった結果、旧式弾を適当と判断したものと考えられる インドはイギリス製のを使うわけじゃないんだなｗ
まぁL85なんて頼まれても使わんか 以上、アジアで目立つライフルはこのくらい
あとはフィリピン軍がブラジルのトーラス社からトーラスT4を買ったりしてるけど、M4の安いクローンというだけで特筆性はない >>19
一時期ちょっと流行ったけど廃れた
ちょっと持ってるとかはあるけど今表立って正式採用してる主要国はないんじゃないか？ >>19
ごめんさっき自分で上げてたわ
イギリスは今でも現役だ 政治とか感情除いて書けないものなのか？
せっかく良いリサーチしてるのに勿体ないな >>22
設計が終わってるとか言われてたのに地道に改良してたんだな
AR系のを作るか買うかした方が手っ取り早かったろうに >>3
軍事には疎いんだけどなんで北やらテロ屋やらに流れちゃったの
露みたいに横流しが常態化ってわけでもないんでしょ >>24
え？できるだけフラットに書いたつもりだけどどこか引っかかるか？
>>25
改修にもくっそ金かかって、単純に見ると間違いなく普通の銃買った方が良かった
でも色々事情はあるししょうがないだろうね >>26
輸出してるからその先から転売されてしまったっぽい、転売品のコピー品を作ってるとも言われてる
用途を考えると恐ろしい アメリカとロシアのも頼むわ
てかこういう銃って自国で作る意味あるの？買ったら駄目なの？ >>30
もうライフルの技術は円熟してるから命中率に大きな違いはないかな
変わるのは操作の仕方や使い勝手 >>29
なまじ出来が良くて既存ライン流用できるとパクられかねないのか
うまくいかんもんだな… >>32
アメリカなんてドイツメーカーとかスイスメーカーからバチクソ買ってるからダメじゃないよ
そういやコルトとか没落しすぎだろ >>31
あるだろうね、問題当時の買う価値のある銃器はG36くらいだったし
SCARがもう少し早く生まれてればワンチャンあったかも >>36
ドイツやスイスって職人気質な国だから多少高くても性能を取ったってことなんかな？経済力カンストしてないとできないよね >>32
アメリカ大陸各国編とヨーロッパ編は今書いてる
>>33
どれもいっぱいつよい！ ／ ＿＿＿ ＼
(￣二 |´・ω・`| ＼
＼ヽ ￣￣￣ )
∩ ∠／ ／| | . [_.}
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..|::| / ./.::::::::/'~￣￣ | | | | | マジでSCAR
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￣ └──-┘ >>39
それが自国で一から作るより余程安いんだよな
20式とか設計から配備までとんでもない金かかってると思うぞ
拳銃はHKのを採用したのにライフルは豊和て
トライアルしたとは言ってるがhk416やSCARより20式が優れてましたって言われても大人の事情としか思えんわな >>35
「中国がM16のコピー品作ってるからその製造機械買ってぇ……」とかやったのかも
>>38
どっちか買っとけば間違いないけど、M16はともかくAKの最新型が評価ボロボロでAKシリーズ初の駄作と言われてる
アメリカは新しい弾薬に合わせた銃採用したしどうなるかまだ分からない >>42
すまんが今日じゃない、ヨーロッパは数が多くて大変だ
>>43
でも良いの作ったのは間違いないんじゃないかな
島国で自国開発・生産品採用するのは大きな意味があると思う 20式はフォアグリップがバイポッドになるんだよな
なぜ自衛隊は毎度バイポッドにこだわるのか >>46
まぁ現段階で評価するのは早計ではあるな
マルチキャリバーとかマークスマンモデルとか色んな用途に対応できる派生モデルまで視野に入れてるのであればまた評価も上がると思う >>47
自衛隊は蛸壺めっちゃ使うから欲しかったのかね
>>49
「にいまる」が多数派かな >>50
でも自衛隊の新狙撃銃には比較的軽便に使えるG28が内定（しかも不自然な程クソ高い）してるんだよなあ
これがボルトアクションの狙撃銃だったらニーズは埋まらないけど、G28の運用しながら20式の別モデルを作るかは自衛隊のフットワーク考えると怪しい リスク分散させるためにも国産と輸入を並行で使えばいいのに >>53
いざって時に共有できないリスクのがでかいから
特殊部隊とかには外国製の銃使わせるのは普通だけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
