地方のZ世代が東京に興味ないってマジそうだな
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今日の2人への聞き取りでそう思った
お前らの見聞きしてる中ではどうだ? >>1
俺も聞き取りしてる
大学の非常勤の講師的なこととかしてたけど、地方出身の若者は地元志向だし、首都圏出身の若者は逆に地方を異文化的によくみている
というのも「東京だけにしかない優位性」が今はないから。全国チェーンが普及したのと、東京自体がアジアの没落都市になって諸外国の都市の最先端についていけてないのもあるよ で、聞き取りで面白かったのが北九州の女子大生(当時)
子どもの頃からKARAとかが好きで、釜山の大学に留学したんだけど
新幹線で東京に行くより釜山まで船で行った方が近いし運賃も安いというから「最寄りの都会」が釜山らしい
彼女曰く「東京にあるものは博多に行けばあるし、博多にないものは東京にもない」とのこと
要するに地方出身者の若者にとっての「東京」のポジションが韓国らしい 地方出身のJKが修学旅行で東京に行くと新大久保に行きたがるらしい
地方出身のJDが真っ先に行くのも渋谷・原宿ではなく新大久保らしい
平成のセンター街、昭和の竹下通りみたいな賑わいが、いまは新宿職安通り〜新大久保にある
彼女らは東京ではなく、東京がもっとも韓国カルチャーの発信地であることを求めている
もちろん俺は新大久保もフィールドワークしたが
ある化粧品屋の店員が白人女性だった。日本語ペラペラだが、ようは「本当は韓流に興味があって韓国留学したいが”枠がいっぱい”で仕方なく文化がよく似た隣国日本にワーホリに来ている」というやつだ
オーストラリアワーホリの学生がニュージーランドについでに旅行する感覚で、彼女らは新大久保でバイトしながら本当は興味ない日本語を学び、バイト代でソウル旅行しているということ
衝撃だった >>5
というか地方が韓国化しているということ
東京出身の若者は、韓流よりは洋モノ指向が多い
ジャスティンビーバーやビリーアイリッシュとかが好き。BTSも「アメリカで流行ってるから聴いてやってる」という感じ
これは嫌韓ネトウヨも親韓左翼も都合よく誤解しがちだが
日本の若者文化が地方人と首都圏人で分裂していることに気づいた
聞き込みとフィールドワークで >>4
若い世代の韓国好きってのはその域まで行ってるのかー >>8
あとティンダーやってて
台湾人とマッチすると、アラサー以上の世代だと「日本好き」が多い
子どもの頃からアニメ見た、J-POPで育った、腐女子のジャニオタで日本に来たが多い
でもZ世代の女子大生台湾人は違う
日本に留学してるけど「日本語、韓国語話せます」ってプロフに書いている
普段はネットフリックスで韓流ドラマを見ている、化粧やファッションは韓国風、J-POPは知らないK-POPが大好き
だが祖国台湾で、韓国語科の定員がいっぱいだったので不人気のすべり止めん日本語課を受けたので資格もってて日本に留学したとかが多い
台湾人=新日説がZ世代では破綻していて
その台湾人Z世代は、日本の地方の若者に酷似しているんだ ID:su5FoBjX0
めっちゃ貴重な情報ありがとう
韓国文化がかなりの広がりを見せてるんだね
60代のいとこが北のソナタ好きだったけど
ホントどんどん韓流に行ってるんだね >>10
ようするに
平成時代に田舎の若者が「マイルドヤンキー系」になっていると言われていた
EXILEとかが流行ったというやつだ
その流れがK-POPに発展的解消されているように見える
それは日本のマスコミカルチャーの主流の軸が(メインなのに)サブカル指向になり、秋元康の「団体アイドル」とかが推すようになった結果
マイルドヤンキー分子(注釈・本物のヤンキー分子=チンピラ素の持ち主ではない)のある層の流れが、脱日本化したということだな あと田舎ほど2000年代の韓流ブームが浸透している
当時は地方空港が赤字で経営難で、韓国とチャーター便を飛ばしまくり、インバウンド重視していたころで、地方の小金持ち(団塊世代)の暇なおばさんたちがソウルで「聖地巡礼」をしてた
地方のテレビ局ほど経営難で、権利を買えば垂れ流しができる韓流ドラマをバンバン流していたのもこの時期(中央の民放キイ局、フジなどは実は地方の後追いだった)
その頃韓流が流行ったおばさんたちの子や孫の世代の子やいまのZ世代なので
韓国文化が浸透しやすい文化基盤があるとは思う >>6これが本当なら
まじで日本って腐る寸前なんやな 坂アイドルって東京の坂の名前から来てるんでしょ、ネーミング
東京ローカルだよね >>13
俺はそこまで悲観的じゃなくて
東京・神奈川出身の欧米志向(でなおかつ田舎で死にかけてる日本の伝統文化に好意的印象がある)若者が、日本的なセンスと先進国共通の最先端のセンスを融合させた
独自の創造行為をやればいいとは思っている >>14
どうもJ-POPが縮小した感があるな
マイルドヤンキー系が全部ごっそり韓国に回収されたのと
坂系みたいにオタク寄せしたが、「東京圏在住でなおかつオタク趣味で、アニメ系ではなくアイドル好き」という特定一部層しかリーチできてない
若者ではなく氷河期世代周辺の中高年がファンの中心と聞く 結構前の話だが
地雷系女子をシブヤで見て
ちょっと話しかけたら地方出身者だった
昨日のスレでは大阪でトー横が話題になってる感じ
マイナーなんかな きっと>>1の聞き取りの方が俺より詳細だとは思うけど
要するに「本来回帰」していると思う
1960年代にビートルズ来日公演当時に、洋楽のロックを聴いていたのは東京の若者「だけ」だった
だから団塊世代はビートルズ世代のはずなのに、NHKのど自慢が田舎でやると、70歳のおじいちゃんおばあちゃんは演歌ばかり歌うでしょう。洋楽ロック的ノリとは無縁の
一方東京の爺ちゃんは、高田純次みたいなセンスのいい今風のノリについていけて欧米的感覚も順応する爺ちゃんもいる。それは、ビートルズに最初に触れた層だから当たり前なんだ
ようは若者文化ってもともと都会と田舎で根本的に方向性が違っていた
それが戦後高度成長期を経て表面上は同化して行って、その後はバブルで田舎も豊かになって、バブル崩壊で都会も没落し、全国一律のカルチャー基盤がしばらく続いた
しかしここにきて急激な地方の人口減少と、新自由主義(必ず首都圏だけ栄えて田舎ほど割を食うシステム)で都会の外来文化が「高度化」し、もとのビートルズか演歌かの時代に戻ったということ >>18
ちなみに演歌全盛時代に
「演歌は日本の心です」とはいいながら、外国文化もその枠の中にあった
それが韓国だ
チョー・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」やケイ・ウンスクなどがそう。みんな韓国の歌謡曲を歌詞を日本語化して韓国人歌手が演歌ジャンルの中で歌を発売していた
つまり演歌を聴くおじいちゃんは、洋楽には無縁だが、韓国歌謡には順応していて
その孫の世代が、EXILE育ちでK-POPに生きているんだ >>20
これは2年前くらいに別のスレでも考察したけど
パチンコの影響も大きい。田舎ほど娯楽がパチンコしかない
パチンコは韓国産業だ。「韓流ドラマの台」が流行った時期がある
その時、おばさん(おばあさん)だけの韓ドラが、おじさん(お爺さん)にも広まったんだ たとえばだけど
1990年代に渋谷センター街のコギャルがブームになった
当時コギャルの社会現象として注目されたことに「マツキヨで化粧品を買う」ことがあった
マツモトキヨシは渋谷でも何でもなく千葉県初のドラッグストアで、創業者の松本清松戸市長が社名の由来だった
だが当時は首都圏ローカルで、センター街の旗艦店の存在が「先端的」として、中央から全国に広がっていった
スタバとかが全国展開するときにやっている「シャワー理論」というやつだ
裏を返せばいまとなっては全国どこにでもあるつまらないチェーンの定番のマツキヨですら30年前は「東京の最先端」とされた
それくらい地方には、主要都市を含め、中央と同じ文化資本がほとんどなかったということ
イオンモールがゼロ年代に一気に広まったことで東京の文化的優位性や希少性や先駆性は死んだといえる 最近はもうチェーン店的な先端文化は東京発じゃないんだよね
コストコだって1号店は福岡近郊だった 何年か前に大阪に行ったとき大阪発のWebサイト見てたけど
「いつも大阪は2番目だ」(海外企業の出店が東京の次)
って憤慨してた
まぁライターも年取ってそうだったが マツモトキヨシの例じゃないけど
かつての田舎は、仙台市とか札幌市レベルの「地方の大都市」になって
はじめて松戸と同じレベルの土俵に立てたといえるわけ
けどそれはイオンモール以降は、
県庁所在地クラスルの地方都市(田舎県の県都および下関、旭川、郡山、八戸、長野県のほうの松本といった「人口20万以上の都市」)には確実にあるし
場合によっては人口10万、それ以下の地方都市の都市圏にさえイオンモールはあるから
昔東京にしかなかった価値は、地元にあるわけ。マクドナルドなんかがそう
そうすると「東京ですごいと思うこと」はなくなってしまっている >>24
2000年代に「大阪民国のダメ都市っぷり」みたいなネタ消費がネットで流行った
当時の大阪の没落感への批判だ
それに対するカウンター的現象で起きたのが「橋下現象」だった
だが橋下改革の正体は「大阪の東京化」だったといえる
没落する大阪に悲観的な地元の人ほど「中之島にいけば丸の内そっくりなモダンで重厚感な風景があるのに、通天閣やオバタリアンばかり切り取って茶化す東京マスコミはー」と怒ったし
「大阪だってこんなに立派なんだ」と、維新改革で再開発で森ビルみたいな風景が梅田とかに広がるようになるほど「大阪スゴイ系」の自画自賛をするようになった
その時完全に大阪は「東北地方で言う仙台、北海道地方で言う札幌の関西版でしかない「ただの全国一律支店都市」になってしまった」といえるだろう >>26
その典型が東京メトロならぬ「大阪メトロ」の民営化
大阪市営地下鉄は、本来は阪神間モダニズムという大阪の独自文化のシンボルだったが
古い駅をリニューアルするとかで、低迷しながら独自性があったそういうカルチャーの要素がどんどんかき消された つーか国際的なブランド品以外は地元で買う
服もバッグも地元で買う物が地元で活動するときに違和感ない
ライカは銀座店がいいし、Apple製品はAppleストアで買いたい
モンブランのボールペンを地元百貨店で買ったら接客最悪だったわ銀座行っときゃよかったとめっちゃ後悔
バッグは東京にいきゃあるだろってのが東京になくて地元に在庫があった(同じ系列の店)
昔欲しい物って東京じゃなくて地元にあるってのあるあるですよねって女の子に言われたけどその通りなんだわ >>28
東京の存在価値は「高度な海外文化がもっとも早く入り、もっとも充実している」ことだった
高級ブランドも、最新の洋楽アーティストの来日公演もそうだった
ところが日本自体が低迷すると、海外ブランドの旗艦店がシンボールや香港にあっても東京がなかったり
アーチストのアジアツアーやワールドツアーがソウルや上海やバンコックには行っても「日本飛ばし」をすることさえ出てきている
ただでさえカネもなければ韓国以外の外国文化との接点が皆無な田舎の若者が東京に行かない、憧れないというのも納得がいく ある学生が言っていたのは
首都圏で東京と横浜が2大都市なのは
東京は田舎の文化が一番集まる街だが、横浜は国際都市として対立軸を示しているという分析だった
なるほどたしかに銀座や日本橋を歩くと地方の県のアンテナショップだらけだったり、複合再開発施設の催事スペースが地方の自治体後援の物産展やってたり
渋谷の最新商業施設が地方の特産品を用いた今風のセンスのカフェだったりする一方
横浜のみなとみらいは海外風の作りの商業施設が外資ブランドや外国料理屋でテナントを埋め尽くしたり、東京未進出や東京より先に出店する店があったりすることはある
東京が本来持ってた海外文化の集積拠点機能がじわじわ横浜に移ってる感はこの20年くらいは確かにある 神戸三宮センター街のジュンク堂が世界で1番好きな本屋なんだが
「神戸ローカル」の情報を拾えるからなんだと昔気がついた >>31
あなたもっと若者の聞き取りして論文書いた方がいいよ >>32
それ投影
あなたがもっとやりたいことでしょ >>33
俺はあくまで聞き取りしたあとは事実としてのデータとのすり合わせしかできない
新しい知見は若者に実際会わないとわからない
お前は「こうだろう」という独自の視座もある
俺はかなわないよ >>34
嬉しいね
僕もあなたには全く叶わないと思ってるよ
嬉しいよ 東京の若者は洋モノ指向、田舎の若者は韓流好き(=マイルドヤンキーと同じ層)ってのは確かにあると思うんだが、
田舎の若者が韓流好きなのってなんでなんだろう
マイルドヤンキーって地元、仲間、絆、みたいなのが好きで、当時マイルドヤンキーが好んでいたEXILEや湘南乃風みたいなのはまさにその世界観を肯定するような人達だったと思うんだが、韓流はそれとはまた種類が違ってそう
韓流の何がマイルドヤンキーに響いてるのか 将来グローバルでハイクオリティ&ノーコミュニティ層とロークオリティ&コミュニティ層に分かれるって記事を読んだことがあるんだけど
コミュニティ内部の経済がこれから発展してくという見方なんだと思うんだけど
西野亮廣のオンラインサロンでは、サロンメンバーのやってるお店で髪切ったり物買ったりすれば同じ価値観の人(サロンメンバー)と話せてよくね?ってやってて
地縁だったのが知縁に変わるかもな、とつぶやいて誰かにこのレスを拾って貰えるのを期待する >>37
あれこれはWeb3的なものと被るのかな? >>22
へぇぇぇぇ!!おもろき!!
さんきゅーww オンラインセミナー(webinar)よく受けてたけど
東京発が圧倒的に多かった記憶あり
その辺は情報産業が東京に集まってるのかなーと想像したりもする
地方のTV番組作成会社の苦悩記事読んだら
東京の人の作る物に敵わないらしい >>39
レスありがとう
Blog界では独立国家の作り方って言ってて
1.Blogで好きなこと書きまくる
2.同類がそのBlogに集まる
3.土地買ってそのメンバーで一緒に暮らす
なんてのもあった >>37
ちょっと話がずれそうだけど
昔東京から札幌まで走ってるブルートレインには高級ホテル並みのウン十万するロイヤル室もあれば、雑魚寝のB寝台もあった
前者は金持ちの贅沢旅行で採用され、後者は夜行バス感覚で庶民に利用された(北海道までバスは走れないので)
今はブルートレインが全部なくなったがそのかわり、貧乏人向けの格安夜行バスが大量に増え、金持ち以外は無縁な利用者少数で無意味な無駄な移動をして贅沢三昧するクルーズトレインが走るようになった
クルーズトレインに乗る人たちは、普段の移動は新幹線だし、バスタ新宿の夜行バスの活況を知らない。夜行バスの乗客は新幹線ですら乗り方がわからずクルーズトレインがこの世にあるという存在を知らない
これが意味していることは「金持ちも貧乏人も同じ空間を共有する時代」から、金持ちは金持ち、貧乏人は貧乏人でもそもそも常識が分離してしまった時代へと変わったと言えること >>43
分かる!分断!
フィルターバブルやエコーチェンバーでもある >>43
あと旅行移動手段つながりの話すると
高速道路にはサービスエリアがある。昔はサービスエリアは50km間隔の設置で、付帯設備はこうこうときまっていた
つまり利用者が多い都会でも決められた以上の付帯施設はなく駐車場は狭かった
逆に田舎は、赤字でガラガラのガソリンスタンドがあり、レストランがあり、満車になることは一切ない広大な駐車場が当たり前だった
高速道路の民営化後は
都会のサービスエリアはテコ入れで駐車場を拡大して移転し、ショッピングモールみたいな豪華な施設になった
都会は本来ならトイレ休憩と売店しかない20km間隔設置のパーキングエリアでさえもデパ地下やレストラン街みたいに豪華になった
一方田舎は、儲からないレストランは閉鎖、売店とスナックコーナーはコンビニに外部委託、ガソスタも閉じた
結果、サービスエリアを名乗るのに並みのパーキングエリアやそれ以下の設備も増え
東北道や中国道の末端区間では「ここでガソリンを給油しないとこの先給油所が一切なくガス欠します」みたいな注意看板すら立つようになった
こういう風に「全国一律で過疎地も都会も共通基盤を有する」という常識が崩壊し
人が多く経済が回りやすい都会は高度化し、田舎はどんどん衰退した
サービスエリア問題はその典型だが、この明暗は、都会と田舎がこの20年歩んだ変化そのものだと思う >>45
わかりやすいのが「駅前の大型店」だな
例えば「人口20万の市」が2つあったとする
1つは首都圏のベッドタウンの市、もう1つは大都市部と無縁の田舎県の中にある県庁所在地屋それに相当する主要な地方都市だ
90年代までは、そのどっちも、駅前にヨーカ堂やデパートがあった
つまり商業レベル的には同程度だった
ところが00年代以降、田舎ではヨーカ堂の撤退やデパートの閉店が進んだ。駅前そのものが死んでシャッター化した
一方都会では、再開発により駅直結大型商業施設に発展するようになった
すると今までより人が集まるようになり、首都圏ベッドタウンは20万都市なのに、昔はなかったような賑わいが生じ、マンションが林立し、商店街に並ぶ個人商店が高感度層向けのチェーン店や地元のオシャレなカフェや今風の服屋とかになった
田舎の場合個人商店はただのシャッター街になって死ぬしかなかったのにだよ
では田舎が不便かというとイオンモールが進出し、ロードサイドが便利になった
一方首都圏ベッドタウンの場合ロードサイドは「昔のまま」つまり市街地機能ではなく、ファミレスとかコンビニレベル以上のものは国道沿いには進出しなかった >>47
結果田舎は人口20万都市でも「大型チェーン店街道」に集約され
農村部と同じ「街がない状態」になった。(イオンモールは「村」にいきなり進出する例だってある)
首都圏の場合、「たかがベッドタウン」でも「ただの街」から、高度な優位性や独自性を持つ街になった
それが呼び水で、マイホームを求める層が移住するようになり、かれらは平日は都心に通勤しているので、都心のセンスが反映され街が洗練されやすくなった
そうやって栄えているのが例えばつくばエクスプレス沿線自治体などだ 東京の中産階級の住みにくさは全国ワースト1っていう発表も
>>46この辺絡んでるのか
アメリカのとある知識階級の方が日本はインフラが整ってて素晴らしいって褒めてたけど
それも失われそうだな
阪神大震災と東日本大震災の復興スピードの差も
都会と田舎の差なんだよな >>49
都会のサービスエリアはそれ自体がショッピングスポットや行楽地化して
儲かって賑わう反面、本来休憩のために利用する長距離トラックドライバーの駐車場不足問題が発生した
田舎のサービスエリアはガソリンスタンドすら潰れたため
本来そこにしか給油手段がない長距離トラックドライバーが不便を強いられるようになった
割を食うのは常に底辺層の側 数年前にマイルドヤンキーって言葉があったけど
特徴として地元愛が強いって奴
あと今は東京に行かなくてもネットで同じもの買えたりするからな 良くアメリカ版イオンモールと呼ばれるウォルマートだけど
実はただの平屋の大型GMS。ようはミスターマックスみたいな生鮮も売るホームセンターなのよ(ミスターマックス自体がウォルマートのコピーなんだろうが)
つまり高感度な専門店街が揃うショッピングモールではないということ
日本では「村」の自治体にさえイオンモールが進出していることもあるが
アメリカではショッピングモールがある地域は意外と限定的で
州最大都市にある唯一のまともな大型モールに行くためにわざわざ地元から高速バスや飛行機国内線で買い物に行くという人も大勢いる
そう考えると日本の田舎の資本主義の充実度はアメリカの田舎よりはるかに高いともいえる 25年間東京に2ヶ月に1回通ってて思うのは
(俺が歳を取ったということでもあるのだが)
「新しい店に価値を見いだせない」ということ
出店しては潰れ、新しい店が出たと思ったら潰れ(本当は移転かもしれないが)
むしろ価値があるのは「続いてるもの」なんじゃないかと思うわ
銀座なんかのパーラーや洋食屋さんなんてのはどの層に需要あるのかしらないけど
(↑は昭和以前かもしれんが)
「昭和」がもてはやされたりもするし、そんなことも思う
ただ「60年代を再現しました」みたいな企画はクソだと思う
本物でこそ
高島平のリノベーションみたなものこそ本物 それからニューヨークでも、パリ、ロンドン、ドバイでも、あるいはアジアならシンガポールや香港もしかすると東京でも
一等地には必ずヴィトンがあり、テスラがあり、スタバがある
突き詰めると国際空港の免税店街、みんな一緒でしょ?
つまり世界の(特に先進国の)と界の都心の上位層でさえ世界一律化している
だがカルチャーとは「高度な一律化の順応」そのものよりも、むしろより有機的な「一律化への反動」によって起きるものだ
渋谷だって、西武と東急のそれぞれの資本の施設のはざまに、昔の風呂場のタイルの合間にこびりついたカビのように
ストリート文化が勝手に生成され、増えていった
ところが何もない無の砂漠の中に突如巨大なビル群が出現したドバイのように、全部が無の状態に、隙間なくびっしりと大資本と当局の作ったインフラで敷き詰めれば
そこに文化の発生する余地はなくなる
実はニューヨークも、治安問題が解決して安心して観光できるようになった今より、スラム街だった時のほうがカルチャーが盛んだったし
ジレンマは世界共通といえる 当局とかしかるべき支配的立場の大人たちが「若者は品行方正でこうあるべき」と規定する若者像、つまり甲子園の丸坊主の少年みたいなものを若者は嫌うし
バブル期の西武の堤のセゾン文化のような「金をたくさん稼いで、その金を欠くあるべき使い方で消費しろ」と強いられてそれに従う商業主義も矛盾する
本来の若者文化は、公権力にも商業主義の論理にも従わない勝手な自己生成によっておこる。つまりDIYカルチャーだ
そういうものが存在しなくなった今の東京に地方の若者は価値を見出さないことは、当然だろう >>51
東京に行かないと受けられないセミナー
みたいのをコロナ前に結構受けてて
それもオンラインで済むようになっちゃったしな
ライブもオンラインの時代なんかな
WBCは観客すごいけど >>53
貴殿と同じように思ったのは
渋谷センター街で、クアトロの物販館だった建物が
いつの間にかブックオフバザールになってた時だったな
ブックオフバザール(古本+古着などを売るリサイクルショップの旗艦店)なんて
日本のどこにでもある全国チェーンの極みだし、そこで売ってるものも「そういうもの」しかない
しかし音楽の街渋谷におけるクアトロ物販館の存在は文化資本であり、田舎の若者が高度な音楽カルチャーを求めて上京したときに目を輝かせて品定めするようなスポットだったはずだ
つまり表面上は「廃れた店が潰れて新しい店になりました、シャッター街になるよりはましだね」という話だが
文化が死んでるということ
ラオックスがゲームセンターになって以降の秋葉原もファストファッションだらけの銀座も同じ論理でダメになった 全国チェーン店って「究極の余白」なんだわ
それならシャッター商店街の廃墟みたいなボロ雑居ビルの3階の飽き事務所だらけのテナントの一番奥にひっそりとあるアジトみたいなマイルドヤンキーのたまり場の飲み屋、ライブハウスの方が
はるかにユースカルチャーの拠点として重要なんだよね >>57
そして渋谷のブックオフバザールも、秋葉原のゲーセンも
今では閉店しているんだ >>42
なるほど
結局は同類の人間とだけ過ごしたいという欲求が人々の中にあるように思う
SNSの普及で同類の人間とだけ繋がれるようになったのもそれを強めてる
逆に言うと現代人は同類の人間ではない他者に対するコミュ力が落ちているとも言える
現代人は思想で区切ったゲーテッドコミュニティを求めているように感じる 去年仲良かった経済的にはミドルアッパー層の女性は
陰謀論者で反ワクで参政党支持者
東京の「集金体制」に唾吐いてて、息子は地元の大学へ >>60
俺は皆さんの議論とはちょっと異なる立場だけど
田舎はそもそも時代や世代を問わず「村社会」なわけだ
その中での横並び同調圧力にコンテンツが落とし込まれている
それと、個人主義が徹底している東京首都圏(千葉県や神奈川県といったベッドタウン地帯も含む)における
「若者の中でオタク系アイドルコンテンツを選び坂系を消費しているが、K-POPも洋楽も一切分からない層」とかとは
方向性が違いすぎるんだよね
一見すると後者の方が視野が狭そうだが「自分は一部の存在にすぎず、自分以外の幅広い異文化圏が存在する」という自覚はある
ところが、卒業後も同級生「みんな」と永遠に同窓会的につるみつづけ、大人たちからしかるべき立場を任されるなどした田舎の若者は
「自分が知らないものがあることを知らない」まま、先鋭化していくんだよ >>61
それ、もしかすると田舎のJCのおっさん(小金持ちだが、世襲で自分の実力で地位にのし上がったわけでもないし学もない)が
右傾化するというのと背景が似ているな 俺が今研究しているのは都心でも地方都市でもない、大都市ベッドタウンの文化だね
所ジョージがアメ車にやたら造詣があるのは、基地カルチャーが背景にあったりする。その子世代がベッドタウン出身の若者たち
そこには都心出身の若者が作る文化や、田舎の人が上京して作るお上りカルチャーと違う独自性がある >>63
その女性に
「日本って村社会だよね?(だから俺は住みにくいし生き辛いんだけど)」って言ったら
「村社会から外れて生きてれば大丈夫」というちょっと分からない回答を得た
村八分を受け入れろということなのかな
まぁ言われなくても親友1人しかいないソロプレイヤーなんだけど
ユダヤ金融資本的な奴等は三角な社会を作ろうとしてる(ヒエラルキー)
日本人は和(輪)で元々丸い社会なんだって言ってた 持論、「現代のカルチャーは「ハザマ」にこそ勃興する」という観点からすれば
今の日本でカルチャーが起きやすいのは首都圏と地方都市の境界線ギリギリな場所だと思っている
なおかつ、その「圏外の外側」の自治体だ。つまり都心まで1時間通勤で通うことはできず、住民の多くは東京は日常空間ではなく「上京」する場所ととらえているが
横浜、大宮、千葉市には1時間圏で行けるし、その中間にあるベッドタウン自治体には生活圏として根を下ろしていて、大都市の文化資本にぎりぎりかじりついている
地元の駅前は商店街が廃れ、系統分離で都心直通列車が年々減らされ(房総地方の総武快速線直通列車がそう)分断線は年々明白になってきているが、そこで若者がありのままに表現する現象は
大都市住民にも地方住民にも刺さりやすいだろうから >>65
非礼があったら詫びるが
船橋に居を置いているというのはそれで? かつての渋谷の絶頂期のストリート文化のようなセゾン・東急それぞれの大資本のハザマ
大人と子供のハザマとしての10代、昭和と21世紀のハザマとしての90年代
上級国民と庶民のハザマとしての亜インテリ層の子息、晴れ着と普段着のハザマの服
平日と休日のハザマの時間軸の息抜きの娯楽・・・ >>69
バレた?
33歳にもなって、「柄でもなく」「陽キャな」ハンバーガー屋でバイトしてるんだ 大学出てプータロ状態でなおかつ講師やる前はカジュアルダイニング寄りのファミレスで調理やってて
「BLTサンド」という文化の存在について考えてた
タバコすいながら社員やバイト仲間と雑談しているときに自分の中で哲学が下りてきた >>71
じゃあこっちも自己紹介すると
四街道という首都圏を外れたところで活動してるわ
コンビニまで歩いて5分
スタバまでクルマで10分
総武線快速が1時間に1本出てて、指定席に座れば780円で新橋まで出れる
(新橋まで出れれば銀座線で1本で渋谷まで行ける)
成田エクスプレスがたまに停まり、それで渋谷まで行けたり
東京から30分程度で帰って来れたりする
君の研究に役立てないかな? >>73
それなら四街道よりもさらに「周縁部」の話だね
戦後の原野商法の上にバブル期の都心の地価高騰・・・
強引にニュータウン開発された農村地帯の末路みたいなことには関心がある
多摩ニュータウンとか近郊の団地のように必要によって開発され、実際一時代の日本人の平均的住宅像を実践し、今も首都圏の枠の中に納まってる地域の没落については考察がさんざんされつくしている >>74
俺が口を酸っぱく「くさっても千葉市内な土気、五井駅で通勤可能な市原市、空港のある成田までが限界」というのはそういうこと
その外の話が重要。固有名詞を言うなら栄町とかだ >>66
地雷系女子で渋谷のバスケットボール通りが埋まってた時は心配だったw ちなみに俺が今マチアプ4つやりながら
少ないバイト代はたいて謝礼出して聞き込みやってるのは
「なぜ首都圏の中産階級出身の20代前半Z世代女子には、「首絞めフェチ」と「男性に「自分を守ってほしい」願望」が増えているのか」の研究だ >>76
地雷系女がどこ出身でどういう経済環境、文化環境、場合によっては祖父母レベルでどの階級なのかとか
気にならない?俺はTikTokライブやインスタのDMでバンバン聞いてる https://imgur.com/MN5h4eI.jpg
この地価見たとき知的レベルが1上がったと思ったわ
なかなか作為的なマップだから
二拠点生活の一宮とかは出てないし、
京葉線沿線はマンションですから一戸建て用の土地は出してないですって 地雷系女子もそうだけど
「アイシャドウを濃く塗る理系女」がクセの強い性癖が多く、男性を容姿やレッテルで評価せずに変態趣味を受け入れる人が多いのはなぜかとかも気になる 俺がここ数日スレにいなかったのは
関西方面の田舎まで調査を兼ねた旅行に行ってたから あと必死で関西のどこいってたかバレそう
ある歴史文化財見物してた 昔茂原に住んでて新宿より西で夜遅くまで飲んでるって奴いた
俺より根性あってワロタ 安食の研究かー
どんな文化なんだろ
おばあちゃんちのある土地(田舎)に出向くのと
田舎で働くって全然違うからなー
まぁその辺はフィールドワークなんだろうな
参与観察っていうか 木更津の女性2人(若くない)と話して
1人は千葉市勤務。東京嫌い
1人は木更津市内勤務。東京へはアクアラインを使って高速バスで
それとは別の話で
長生村の女性(若くない)は
都会は怖いって 千葉県で働いてるとゴルフ場絡みの仕事をしていた人に多く会う
キャディーを始めた
受付をしていた
会員券を売っていた
練習場で働いている
千葉県人としてはゴルフ人口が減るのは困る(とはいえ俺はやらない) >強引にニュータウン開発された農村地帯の末路
>都心出身の若者が作る文化や、田舎の人が上京して作るお上りカルチャー、都心でも地方都市でもない大都市ベッドタウンのカルチャー
明確な研究テーマがあるって凄いな
俺は千葉県が好きなだけで知りたいだけで
あとは
仕事と
フェミニズムと
DXと
人間力を上げることかな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています