会社には大きく分けて三つある

A:たまたま変わったことやったら市場が開けた会社
B:ある業界について特別な技術や国内トップレベルの知識人を抱えた会社
C:競争が薄い、国の援助の手厚さで生き延びてるゾンビ会社


勿論世の中そう単純なものじゃない
実際にはコネクションの強さや経営者の視野の広さなんかも大きな要素だ
強みはないけど弱みもなくてやってるような企業だってある
ただ、ざっくりこの三つに分類できる

前提として人間は全員アホだと思っておいた方がいい
一発当てた経営者なんてギャンブルやって勝ったのを「俺には先見性がある」と勘違いしたような馬鹿しかいない
会社としての先見性は勿論大事だが、一番大事なのはそれを裏付ける具体的な強みだ

Aは一発ホームラン打っただけだから、先のある業界でしっかり先行者としての強みを活かして利益固めておかないとズルズル落ちて消えるだけ
結局Bみたいな会社が信頼できる
というより、業界について特別詳しくないけど真っ当な会社を探そうと思ったらB以外有り得ないってことになる

Cは意外と多い
日本の古い中小なんて半分はこれだ
トップが業界に詳しくないまま適当な采配してて、会社としてはとっくに破綻してるのに国からの援助でなんとなく生き残っている
上の考えた馬鹿な仕事を下は人生懸けてブラック労働環境で行うことになる