100人以上の女性のスカートの中を盗撮した疑いで逮捕された通称「カリスマ撮り師」と呼ばれている男が、「動画を撮影してから何年か寝かせていた」と供述していることがわかりました。盗撮行為の時効の3年が過ぎるのを待ってから動画を販売していた疑いがあります。

森雅紀容疑者（46）は、京都市のアニメグッズ販売店などで、手提げかばんに隠した小型のカメラを使い、女子高校生など112人のスカートの中を盗撮した疑いが持たれています。

警察によると、森容疑者は、インターネット上では「カリスマ撮り師」と呼ばれていて、撮影した動画をアダルトサイトで販売し、売り上げは12年間で1億5000万円以上とみられます。

森容疑者の盗撮グッズとみられる警察の押収物には、かばんに隠した小型カメラのほか、メガネを使ったものや、スマートフォンを使った機材などがありました。

捜査関係者によると、森容疑者が「動画を撮影してから何年か寝かせていた」と供述していることが新たに分かりました。

警察は盗撮行為の時効である3年が過ぎるのを待ってから動画を販売していた疑いもあるとみて、さらに調べを進めています。
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