早稲田実業2023年数学の問題で、「(a-b)(a^2 + b^2)=2023を満たす正の整数a,bを求めよ」という出題があったが
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ただしaとbは連続しない正の整数という条件が付けられた
なぜこのような条件が付けられたかのかは
a^2 + b^2 = 2023
となるa, bが存在しないことがある(a>bでの場合、a-b=1)
中学生レベルでこれを示すのには難易度が高いと判断されたため、この条件を設定したと考えられる
任意の正の整数a, bにおいて
a^2 + b^2 = 2023
を満たすa, bが存在しないことを証明せよ 高校入試問題だけど高校数学を使うと簡単に証明できる数学問題のすれ a=31で1985
a=32で2113
だから存在しない 合同式を用いて証明
mod 4(4で割った余り)において
任意の自然数
n≡0(4で割り切れる場合)、
n ≡ ±1(4で割り切れない場合、余り3は3-4=-1としてもOK)
平方数n^2では余りを2乗してもOKであるため
n^2 ≡ 0(4で割り切れる場合)
n^2 ≡ 1(4で割り切れない場合)
よってa^2 + b^2 ≡ 0, 1, 2の値しか取り得ない
一方2023 ≡ 3 であるため、a^2 + b^2 = 2023 となるa, bは存在しない。 >>4
bも考えてあげて
>>5
√2023 ≒ 44.98
ちなみに
√2025 = 45 >>8
昨日の人か
そう
こういう理由があるから出題から連続する整数を除くという条件がついたというお話 mod知らなくても旧帝大や早慶理工くらいはなんとかなる a^2 + b^2 = 2023
(a - b)^2 = a^ + b^2 -2ab = 1
から求める方法もあるな
暇があったら求めてみて 2ab = 2022 だから ab = 1011 = 3 * 337
337が素数かどうかだが、これはいちいちチェックする必要があるな
337 が素数ならこれは3^2 + 337^2は2023にならないため証明おわり ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています