静岡県沼津市内の保育事業所で、園児の顔に落書きするなど不適切な保育が行われていたとみられることが分かりました。市が事実関係を詳しく調べています。

沼津市によりますと、20日に市内の保育事業所の職員と保育士が市役所を訪れ、不適切な保育が行われていたと、報告とともに今後についての相談がありました。

その後、事業所では20日夜に職員会議が開かれ、2022年10月頃までに不適切な行為として

「水性ペンで園児の顔に落書きをした」「0歳児の顔を引っ張って広げ面白がっていた」「泣いている園児の画像を職員のグループラインで共有していた」などが確認されたということです。

該当職員には保育士数人に加え所長も含まれています。

市は事実関係の確認と調査を進めるとともに、事業所への注意喚起や指導をしていくとしています。

また、事業所については「入所児童などの特定につながる恐れがある」として公表していません。