9日に大阪・淀川河口付近に迷い込んだ「マッコウクジラ」は、同じ場所から動かず4日目を迎えました。

12日午後、MBSの取材班は、大阪湾で海洋生物の研究を行っている大阪市立自然史博物館外来研究員の鍋島靖信さんと、チャーター船でクジラに近づきました。

クジラが潮を吹く様子が見られません。

至近で観察した鍋島さんは「死んでいるのではないか。鼻孔が沈んでいる、通常なら数分に一度の呼吸(潮を吹く)もない。昨日の夕方に呼吸が激しくなり呼気が弱くなったという報道を見て心配していたが、昨夜くらいから死んでいるのではないか」との見解を示しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a89892d67134e058151470c3608b59fa277e8b7