後藤ひとり「ににに虹夏ちゃん、そんなところで一体何吸ってるんですか!?」
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後藤ひとり「ににに虹夏ちゃん、そんなところで一体何吸ってるんですか!?」
虹夏「たはー、見られちゃったかあ。」
ひとり「た、煙草は20歳になってからですよ!それにこんなとこ店長さんに見られたら...」
虹夏「ぼっちちゃん、最近新曲のインスピレーションが湧かなくて困ってたよね?」
ひとり「...それとこれと何の関係があるんですか?」 虹夏「ここにぼっちちゃんのスランプを解消するとびっきりのブツがあるとしたら、どうする?」
ひとり「それってどういう意味ですか...全然分からないんですけど。」
虹夏「ぼっちちゃんは純粋だなあ。野菜、葉っぱ、weed、mary jane、pot...ここまで言えば分かるかな?ぼっちちゃん、騙されたと思って一回私と試してみない?」
ひとり「それってもしかしてたたた大麻のことですか?むむむ無理です!そんなもの吸ったら...」
虹夏「ぼっちちゃーん、NYでもLAでも合法なんだよ?最近ドイツでも合法化されるってニュースになってたし。」
ひとり「むむむむむむむむむ(((><)))」 虹夏「私達、と・も・だ・ち、だよね?」
ひとり「!!!」
虹夏「まあいいよ、私も嫌がる人に無理やり勧めたりしないから。」
ひとり(虹夏ちゃんはこんな陰キャな私に出来た初めての友達だし、新曲のインスピレーションが湧かないのも事実だし、一回だけなら...)
ひとり「虹夏ちゃん、私にも一回吸わせて下さい!」 下北は大麻堂のお膝元だし下北で育ってたらそりゃマリファナくらい吸うよ 虹夏「私達、と・も・だ・ち、だよね?」
ひとり「!!!」
虹夏「まあいいよ、私も嫌がる人に無理やり勧めたりしないから。」
ひとり(虹夏ちゃんはこんな陰キャな私に出来た初めての友達だし、新曲のインスピレーションが湧かないのも事実だし、一回だけなら...)
ひとり「虹夏ちゃん、私にも一回吸わせて下さい!」 虹夏「ぼっちちゃん、そう来なくっちゃ!こんなとこじゃなんだし私の部屋に行こっか。」
虹夏「さあ、入って入って!」
ひとり(虹夏ちゃんの部屋、相変わらずいい匂いだなあ...)
虹夏「じゃあ早速、ぼっちちゃんのために極太のジョイント巻いちゃおう!」
ひとり「ジョイントって何ですか?」 虹夏「大麻を巻紙で巻いたものをジョイントって言って、煙草も一緒に巻いたものをブラントって言うんだよ。さ、そんなことはいいから吸ってみよう!」
ひとり「スーッ」
虹夏「ぼっちちゃん、初めてなのにそんなに吸ったら...」
ひとり「ゲホッゲホッ」
虹夏「ほら、水飲んで水!」 ひとり「ケホッ咳が...ケホッ止まりません...><」
虹夏「大丈夫、大丈夫ー。すぐ効いてくるからさ。ここらで音楽でもかけよっか。」
ひとり「なんだか、音楽の聴こえ方がいつもより違います...。低音が響いて、1つ1つの音が繊細に聞こえます。」
虹夏(えへへ、ぼっちちゃんのweedバージン奪っちゃった...音楽とドラッグは切り離せないんだよ、ぼっちちゃん。)
ひとり「虹夏ちゃん、なんかお腹すいちゃいました笑」 虹夏「ぼっちちゃん、weed吸った時のご飯はとてつもなく美味しいんだよ。宅配でピザでも頼もうか!やっぱweedのお供はジャンクフードに限るよー。」
ひとり「ここここのピザ、美味しすぎるにもほどがありませんか!肉汁がジューシーで口がとろけそうです...」
虹夏(ぼっちちゃん、顔やばいよ...。というか本当にとろけてるよ...。)
虹夏「ぼっちちゃん、冷蔵庫にマンゴーあるからデザートにどう?」
ひとり「マンゴー...?わ、私がマンゴー仮面です!キャハハハ」 虹夏「アハハぼっちちゃん、完全にブリっちゃってるね笑」
ひとり「どうしましょう、私完全に大麻の虜になっちゃいました...。これ本当に最高ですね、虹夏ちゃん。」
虹夏「でしょでしょ!ねえ、ぼっちちゃんも家で吸いたかったら私の分ちょっと分けてあげるよ。」
そう言って虹夏ちゃんから手渡されたパケ袋には細かな白い光沢を帯びた緑色の塊が入っていて、匂いを嗅いでみると青臭さと柑橘系の香りが混ざった匂いがしました。いけないことだとは分かっていたけれど、大好きな虹夏ちゃんと共犯者になってしまったことがなんだか嬉しかったです。
ひとり「ありがとうございます。これを吸って最高の新曲を作ります!」 虹夏「アハハぼっちちゃん、完全にブリっちゃってるね笑」
ひとり「どうしましょう、私完全に大麻の虜になっちゃいました...。これ本当に最高ですね、虹夏ちゃん。」
虹夏「でしょでしょ!ねえ、ぼっちちゃんも家で吸いたかったら私の分ちょっと分けてあげるよ。」
そう言って虹夏ちゃんから手渡されたパケ袋には細かな白い光沢を帯びた緑色の塊が入っていて、匂いを嗅いでみると青臭さと柑橘系の香りが混ざった匂いがしました。いけないことだとは分かっていたけれど、大好きな虹夏ちゃんと共犯者になってしまったことがなんだか嬉しかったです。
ひとり「ありがとうございます。これを吸って最高の新曲を作ります!」 それから私は長年のギター演奏で鍛えられた指使いで早々にジョイントの巻き方を習得し、押し入れにこもってギターの猛特訓に励みました。もちろん、新しく出来た私の緑色の友達と一緒に。
〜数日後ライブハウスにて〜
虹夏「さあ、今日も練習頑張ろう!」
ひとり「あのー新曲の件なんですけど、いい感じのギターリフ思いついちゃいました。歌詞も満足いくのが書けました!」
喜多「感動!やっぱりひとりちゃんの才能は半端じゃないわー!」
リョウ「ぼっち、いいね。ぼっちらしい歌詞に仕上がってる。」
虹夏(やったね、ぼっちちゃん!) それから数ヶ月間私はすっかりweedにハマってしまい、虹夏ちゃんからお金を払ってまで買うようになってしまいました。味気ない高校生活に疲れた私を、青臭いあの紫煙がいつも優しく包み込んでくれました。そんなある日、虹夏ちゃんからまた家で遊ぼうというロインが来ました。
ひとり「お邪魔しまーす。」
虹夏「ぼっちちゃん、いらっしゃい!」
ひとり「えへへ、虹夏ちゃんの部屋で遊ぶの久しぶりだなー。もちろん例のものは持ってるよね?」
虹夏「ぼっちちゃん、今回はweedよりもすごいものがあるんだー!」 ひとり「weedよりもすごいもの...?」
虹夏「罰、要するにMDMAだね。」
そう言って虹夏ちゃんはパケ袋に入ったピンク色の錠剤を見せてくれました。可愛いキャラクターが刻印されていて、一見するとただのラムネかタブレットのようでした。
ひとり「これって、危ない薬なんじゃ...」
虹夏「まあそれは否定できないけどさ...どう?やってみる?」 ひとり「や、やってみます...」
虹夏「流石ぼっちちゃん、物分かりがいいね。じゃあ早速飲んでみよう!」
ひとり「ウッちょっと苦いですねこれ...」
虹夏「コーラで流し込んじゃえ!」
〜30分後〜
ひとり「なんだか心臓の鼓動が速くなってきた気がします...」 虹夏「ねえぼっちちゃん、これからはぼっちちゃんのこと名前で呼んでいいかな?」
ひとり「えっ?いいですよ...///」
虹夏「ぼっちちゃん、いや、ひとりちゃんにとって...私って何なのかな...?」
ひとり「だ、大事な友達ですよ。」
虹夏「それだけ...?」 ひとり「本当はただの友達じゃ嫌です...虹夏ちゃんに対する好きは、ただの好きじゃないんです...」
虹夏「...!」
ひとり「本当のことを言うと、虹夏ちゃんのこと恋愛対象として見ています...ずっと好きでした!あ、こんなこと言っちゃってごめんなさい...気持ち悪いですよね泣」
虹夏「そんなことないよ!私のひとりちゃんに対する気持ちも同じだから...大好きだから!」
そう言うと虹夏ちゃんは私に熱い口づけをしてくれました。MDMAの影響で全身の感覚が研ぎ澄まされて胸が高鳴り、それからはスピーカーから流れるトランスミュージックに合わせて獣のようにお互いの身体を貪りあいました。 虹夏「最高だったよ、ひとりちゃん...」ブルブル
ひとり「虹夏ちゃんとこんなことが出来るなんて、なんだか夢みたいです...」ガグガク
店長「お前らいつまで起きてるんだー開けるぞ?」ガラッ
店長「ウッ...すまんな...」
虹夏「あははーやばいね私達。」
ひとり「えへへ...」 〜ある日のライブ後〜
廣井「ぼっちちゃーん来ちゃったよー」
ひとり「お姉さんこんばんは!」
廣井「今日のライブも絶好調だったね、ぼっちちゃん。」
ひとり「あ、ありがとうございます。」
廣井「あとねえ...バレバレだよ。」 ひとり「へっ!?何のことですか?」
廣井「そんなに瞳孔かっ開いて歯ガクガクさせてたらバレバレだよねー。タマ、やってるんでしょ?」
ひとり「そ、そんなはずないですよ!」
廣井「長年サイケデリックロックやってる私にはそんな嘘通用しないよ。まあせいぜい気をつけることだね。正直なところ私も昔やってたし。」
ひとり「あっはい...」
廣井「...敵を見誤るなよ。なんてねー。アハハ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています