子どもを産めば産むほど「アホ」になってしまう鳥がいるようです。

西オーストラリア大学(UWA)の研究チームはこのほど、アフリカの乾燥したサバンナに生息する「シロクロヤブチメドリ(学名:Turdoides bicolor)」について奇妙な発見をしました。

本種のメスは年齢が上がるにつれて、年間の産卵数が増えるのですが、それと反比例するように、一般的な認知能力が下がることが判明したのです。

加齢による認知能力の低下はオスには見られないものであり、研究者は「メスが認知能力にかかるエネルギーを繁殖成功の方に回している可能性がある」と述べています。

研究の詳細は、2022年12月21日付で科学雑誌『Proceedings of the Royal Society B』に掲載されました。

https://nazology.net/archives/119683