バーチャルユーチューバー(VTuber)への「殺害予告」は、CGキャラクターを演じている人間に向けたものと言えるのか。この点が争われた訴訟で、裁判所は「実在の個人を対象とするもの」という判断を示した。

●「お前も✳✳✳✳くうかもしれないからな」伏せ字と包丁の絵文字を使ったツイート

VTuberとは、2D・3DCGキャラクターを演じて、動画投稿や生配信をする配信者のことだ。

そんなVTuberの女性がツイッター上で被害を受けたとして起こした裁判で、東京地裁(黒木宏太裁判官)は12月14日、米Twitter社(イーロン・マスクCEO)に対して、ツイッターにコメントした投稿者の発信者情報開示を命じる判決を言い渡した。

原告の女性は、実名などを明かさず、あるキャラクターの姿でYouTube、ツイッターで活動している。キャラクターのアカウントのチャンネル登録者数、フォロワー数はそれぞれ100万人を超える人気VTuberだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7d24f0fe46eeae319736f8575e716944d190f9e9