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2022/12/11(日) 15:36:50.682ID:WBr65wcz0試合後のバスでは、誰とはなく「こんなんじゃダメだ」という怒声が上がった。
当時の一番の課題は監督と選手のディスコミュニケーションでした。森保監督は選手の自主性に任せるスタイルで最低限の決め事だけ行えばよいと考えていた。
しかし、海外のクラブでプレーする選手の中には、抽象的な指示に辟易している者もいました。両者の間には、大きな溝が横たわっていたのです
このままではドイツ、スペインはおろか、全敗でのグループステージ敗退も免れない状況だった。そんなチームの危機に立ちあがったのは、ベテラン陣だった。長年にわたり代表チームを取材するスポーツライターの木崎伸也氏が語る。
9月に行われた欧州遠征ではキャプテンの吉田を中心に徹底したコミュニケーションの見直しが図られました。
たとえば全選手が参加してのミーティングが、連日行われた。それまではポジションが近い選手が集まって話し合いを行うことはありましたが、全体でやることはあまりありませんでした。
そうして出た意見を、〝幹部〟にあたる吉田や長友、遠藤ら数名が、直接森保さんに伝えました。采配はもちろん、『より具体的な映像を見せながら細かい指示を出してほしい』といったミーティングへの要望まで話し合ったそうです
中心選手からの直談判を受け、森保監督も選手側へ歩み寄った。効果はすぐに表れた。遠征中に行われた格上のアメリカ戦では2-0で快勝。大きなターニングポイントとなった。