喜多ちゃん「ごめんなさい!実は私男の子なの!」ぼっちちゃん「えっ」
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喜多ちゃん「今まで黙っててごめんなさい……」
喜多ちゃん「こんなこと誰にも言えなくて……」
喜多ちゃん「でも、ひとりちゃんには打ち明けようと思ったの……」
喜多ちゃん「だって、ひとりちゃんは私の一番の……」
喜多ちゃん「ううん、なんでもないわ」
ぼっちちゃん「…………」 ぼっちちゃん「あっあの……その……話せたらでいいんですけど……詳しく……」
喜多ちゃん「そうよね。こんなこといきなり言われても、信じられないわよね……」
ぼっちちゃん「信じます!」
喜多ちゃん「えっ」
ぼっちちゃん「喜多ちゃんの言うことなら信じます!」
喜多ちゃん「ひとりちゃん……」 喜多ちゃん「たしかに、私は見た目は女の子の身体をしているわ」
喜多ちゃん「でも、生物学的にはオスなのよ」
ぼっちちゃん「…………」
喜多ちゃん「だから、体の中には女の子にある器官が存在しないの……」
ぼっちちゃん「…………」 ぼっちちゃん「それで……」
喜多ちゃん「?」
ぼっちちゃん「喜多ちゃんは……喜多ちゃん自身は、女の子として生きたいんですか?男の子として生きたいんですか?」
喜多ちゃん「…………」
喜多ちゃん「それが分からないのよ……」 喜多ちゃん「たしかに、私はふだんは女の子として生きているし、その方が自然だと思うけど……」
喜多ちゃん「私が好きなのは、女の人なのよね……」
喜多ちゃん「だから、男として生きた方がいいんじゃないかって思う時もあるの……」
ぼっちちゃん「…………」 喜多ちゃん「しかも……」
喜多ちゃん「ふふっ……私ってホントずるい人よね……」
喜多ちゃん「こんなこと聞かされたら、その人も私の言うこと断りづらいわよね……」
ぼっちちゃん「…………」
喜多ちゃん「そう、私の好きな人は……」
ぼっちちゃん「私は喜多ちゃんが好きですよ」 喜多ちゃん「えっ」
ぼっちちゃん「私は喜多ちゃんが好きです」
ぼっちちゃん「男だからとか女だからとかじゃなくて、喜多ちゃんが好きなんです」
ぼっちちゃん「これからも喜多ちゃんと一緒にギターやりたいし、喜多ちゃんと一緒なら苦手な人付き合いも嫌じゃないです」
喜多ちゃん「ひとりちゃん……」 ぼっちちゃん「だから、ずっと私と一緒にいて下さい」
喜多ちゃん「………………」
喜多ちゃん「はい……」 数カ月後
ぼっちちゃん「喜多ちゃん」
喜多ちゃん「何?ひとりちゃん」
ぼっちちゃん「私たち、恋人なんですから……その……」
喜多ちゃん「?」
ぼっちちゃん「な、なんでもないです!」
喜多ちゃん「ひとりちゃん、もしかして……私とそういうことがしたいの!?」
ぼっちちゃん「////」こくり
喜多ちゃん「ごめんなさい!女の子にそんなこと言わせるのは、NGだったわね……」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています