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2022/12/08(木) 18:22:44.958ID:DQTJbU4b0深刻赤字の「JR山陰線」 5年で利用者を4倍に増やす利用促進策 沿線自治体とJR西が打ち出す
赤字ローカル線の1つ、JR山陰線で、利用者を5年間で4倍に増やす目標を掲げた対策が打ち出されました。
兵庫県北部を走るJR山陰線の、城崎温泉駅・浜坂駅間については、利用者がこの25年で6割以上減少し、赤字が深刻化しています。
JR西日本は、鉄道以外の交通手段の導入も含め、路線のあり方を見直すよう訴えてきましたが、7日、沿線自治体やJRが参加した検討会で打ち出されたのは、鉄道の存続を前提とした利用の促進です。
対策では、ICカードの導入を進めるほか、バス会社などとの連携を強化するため、「交通連合」の設置を検討。1日あたりの利用者を5年後、現在の4倍に増やすことを目標にしています。
【豊岡市 関貫久仁郎市長】
「JRを利用して来ていただいた際に、その後の交通機関とのやりとりということでは、大変利便性に欠けるということを改めて認識できた」
【JR西日本近畿統括本部 国弘正治兵庫支社長】
「鉄道ありきだとか、鉄道廃線だとか、そういった極端な議論ではなく、利用者の皆様にとって利便性があり、かつ持続的なものになるという観点を持った議論になった」
利用促進策は、沿線自治体とJR西日本が費用を負担しあい、来年度に実施される予定です。
