社会契約説によれば、人々は、互いに「契約」を結び、国々を設立した

そして、この「契約」は当然、他のあらゆる契約がそうであるように、「解除」できるはずだ

つまり、すべての人は、どこの国にも属さない権利を持っている

しかし現代、地球上にあり、人間が住むことのできる殆どの土地は、国々によって分割されている

つまり、人間は地球上に住む限り、どこかの国に属さなければならない

これは明らかに矛盾している

従って、地球上かつ人間が住むことのできる場所に、国家・政府・その他の権力、および法律・税金・その他の強制が一切存在せず、各国の軍隊・警察・未成年者以外の誰もが任意に出入りできる、「自由エリア」が存在しなければならない