どうせすぐ落ちるだろうからなぜ日本の政治は国民から離れてしまったのか教えてやる
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昭和の時代、日本人はほぼ全員田舎者だった
つまり東北とかのド田舎で、先祖代々親戚みたいな村社会ズブズブの運命共同体に生きていた
その共同体の酋長みたいなものが政治家になったのが昭和の政治だった。農村票である。共同体のしがらみにより、人々は本人の意思を無視して「あの人にいれろ」と強制されたり、選挙活動に従事させられたりした
しかしそれでよかった。なぜなら当選した政治家は見返りに利益誘導を行っていたから。これが「利権」というものであり、利権を通じたネットワークが既得権益と呼ばれるものだ。なので職業ごとに業界団体や協同組合・労働組合といった組織が作られ、その地域支部が地元の政治家を支える仕組みがあった
これで昔の日本人は誰もが「政治の当事者」であり、「政治の共犯者」であり、政治的利益の「恩恵者」でもあった。こうした利権の力を借りて、食うに困るような貧しい農村の民は仕事を得て、仕事がある人はより豊かになり、みんなが豊かになったのが高度成長期だ
ちなみにこういう話をすると「自民党の問題」と片付ける人がいるが
野党も大物議員は殿様みたいに世襲だし、地域に地盤があり、業界団体や組合の組織票があったのだから、同じことである。現に昭和の時代には政権交代はなかったものの、自民党が弱かった（中央政治の恩恵が弱かった）地域では、野党が知事や市長を輩出し、土建屋利権でハコモノや道路や住宅街などを開発しまくるインフラ整備をバンバンしまくっていたし、その利益があるから野党は今と比べて大きな塊だった
だが、そうした誰もが政治共同体の当事者という時代は、1980年代あたりで終わった。当時すでに、政治以前に濃いリアルな共同体があるのは年配世代だけになっていた。平成の30年を経て、「最後っ屁」の団塊世代も70代に突入して老後を迎えているのが令和の今だ
つまりすでにリタイアしている60代さえ含めたそれ以下の世代は、共同体がない＝政治へアクセスする手段がない＝政治利益を得られない
だから日本の政治は国民感情と乖離し、「支持政党なし」が最大支持基盤になる皮肉の状態が民主党政権・自民党政権問わず続いているのだ 書き込む時は3行にまとめてから書きなさいって幼稚園で習ったろ？ >>3
「政治的な共同体に住まず、政治的な職業に就かない」人が大半になると
政治家はどうすると思う？それでも選挙に勝てないと何もできない。選挙をするにはカネも人もいる
宗教が出てくるんだわ
日本人は世界でもまれな無宗教国家。つまり日本で「宗教信者」は超少数だ
しかし超少数ではあるが自ら意思があって入信しているだけですでに積極性があり、信心が強いほど組織に忠実で、献身的に身銭を切って活動に従事したがる
この宗教共同体を土着運命共同体の代わりに、宗教組織を、業界団体や組合などの職業組織の代わりに当てはめるモデルで
与野党を問わず宗教依存型の政治に切り替わりつつあったのが平成の30年だったといえる 例えば、ある新興宗教団体は
もともと自民党の有力基盤と言われていたが、現在では「組織候補」をほとんど野党から排出している
また別の宗教勢力は、現在の自民党とりわけ安倍派の岩盤組織であり、野党系からは自民党を裏で操る秘密結社みたいな陰謀論で語られることすらあるが
その組織のベースにある宗教そのものは、現在強烈な反自民に転じている >>4
平成生まれは誰もがそう思うよね
昭和は違ったんだよ >>2
どうせ落ちるし、長い文章読める人だけ読むべきだ
与党支持者も、野党支持者も、この認識をまず持つべき
「右か左か」じゃないんだよ日本は 今の日本の既存の政党は、みーんな、昭和の時代の共同体を信じていて、その流れで選挙をたたかい、党を運営している
つまり、平均的に70代以上、自民や共産に関しては戦前世代がいまだに支持集団になっている
そりゃ、もう死ぬだろ
自民党が無敵状態の与党なのに屋台骨がぐらついているのはそのためといえるし
「選挙に強い」はずの公明党や共産党がここ数年の選挙で急速に衰えてるのもそうだといえる こうした世代問題に最初に気づいたのは実は自民党
もう古い共同体はダメだと、首都圏選出の小泉純一郎が、徹底的に無党派向けのアピールをしまくった
小泉政治ってようは「自民党の古い仕組みに、自民党のトップが自らメスを入れる」ようなもの。土建業界や郵政業界はあれでだいぶやられた
セルフ政権交代だったわけだ
だが、それ（無党派の投票）だけでは政治基盤を築けないので、当時はまだ信者が健在で元気だった公明党との連立が下支えになったし、靖国参拝で右翼宗教系の支持もあった
この流れを引き継いだが、無党派層が求めるようなメス入れを一切しなかったのが安倍晋三だったわけ アメリカではトランプが給付金を定期的にばらまいていたし
政権交代後もバイデンが奨学金をちゃらにしている
特定の地域や、特定の職業団体（の古い人）だけに利益が届かない
幅広い全国民への直接利益というわけだ
間接利益の政治しかない日本だから、国民は政治と乖離するのである もうみんな寝てるし、どうせまとめにもならんだろうから
書き散らして寝るわ
日本で今後起こりうるのは、N国党みたいなネタ枠扱いだった「泡沫」に、面白感覚あるいは本気で信者になって入れるというやつが拡大すること
ただしそんなサブカルチャー趣味やオカルトみたいな層は全人口の少数なのだから、ネットで一部話題になったとしても、最大勢力にはならない。どれだけ議席が伸びても１０はいかない
しかし既存政党は弱体化する。宗教との関係はもうさんざんバレちゃったから難しいし、ネトウヨや左翼などの思想を持った人もどの道少ない
ではどうするかというと、「いかに国民全体に即効性があり、かつ恩恵がはっきりわかりやすい利益を示せるか」という政治が重要になる。それをイベント感覚ではなく繰り返し繰り返し実施できるかがすべて
そういう政治に切り替えた側が、自民か立憲か維新かはしらないが将来天下を取るようになるだろう
既存政党はこのままでは今の与党2つも含めて8年以内に消えてなくなる 他のところはわからんがカスみたいなネタ政党が乱立するのはありそうで怖い 国民に直接還元しようとするとバラマキとか言われて
公共事業などで間接的だと利権がどうとか必要な人に届かないとか言い出す ニートがしたり顔でこの長文打ってるのかと思うと親が気の毒で気の毒で……
まずは政治コメンテーターの肩書きでも取ってこいよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
