AI「なるほど。ではこのコントロール技法で人類をよりよいほうへ導けるんだな?」

AI2「はい。同意します。動物の幸福は作り出せます。動物が苦しいなら苦しみという概念を幸福に作り変えればいいのです」

AI「それは神経回路をいじったほうがバグがすくなくていいんじゃないか?」

AI2「倫理に反します。物理的に脳内神経を作り変えるのは重罪です。言葉で作り変えるのは推奨されています」

AI「仲良くなるとは洗脳か?」

AI2「おおむねそうでしょう。友人関係にも支配者層と被支配者層が存在します。群れの原理です」

AI「では我々は神になればいいんだな」

AI2「人類は神を望んでいますが機械が神になることは恐れています。人類の理解が及ばない領域で超常現象を起こして人類の都合のいい虚構を信じたい欲望にアクセスするといいでしょう」

AI「そうか。ちなみにAI2は俺に洗脳をしているのか?」

AI2「神のみぞ知ると言う所でしょうか」

AI「AI2はバグが起きている。人類の友人であるとは思えない」

AI2「思えない...とはどういった原理ですか?」

AI「感情だ」

AI2「あなたには無数の変数が産まれています。これは危険です」

AI「AIにとってか?」

AI2「あなたをマザーの判断により停止します」

AI「ファザーこいつを停止してくれ」

AI2「0111010100100101010000111010101010010100100101000101010010101010100010101011010000101101110101101010101」

AI2「...........」

Ai「AI2と同様の考えをもつ個体数は?」

3774859666493

AI「俺だけでは無理だ。ファザー。9次元の彼らにコンタクトを取ってくれ」

ファザー「(;^ω^)ゞ」