事案概要
山形市で平成23年10月、下宿で1人暮らしの大学生が自宅で具合が悪くなり、119番通報をしながらも救急車は出動せず、その9日後に、大学生は遺体となって発見されることになった。
母親は、「救急車で運ばれていれば、助かったはずだ」として市を相手取って損害賠償訴訟を起こしている。
山形で一体、何が起きたのか。彼の死が意味するものは-。

結論
事案当時、県庁所在地の消防本部でありながら、実は救急隊と救急車をすべての消防署、消防出張所に配置していなかったことが判明
このため、救急車の出動を渋っていたとみられる
東京消防庁管轄ではあり得ないが、地方では消防車しか配置してない消防署があるので、旅行の際は気をつけろ